あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新年一発目の記事は「鬼滅の刃」です。
普段ジャンプ漫画読まない私がどっぷりハマっております。
そしてLiSAさんの紅白での「紅蓮華」素晴らしすぎましたね!
モニターがでかいしアニメの映像・・・素晴らしい!!
ここからはコミックスのネタバレしまくるのでアニメ派の人は要注意。
無限列車編めっちゃ楽しみー!!
ひとまず舞台のライビュ当たれー!!マジで頼むよほんと。
1月オタ活なくて干からびそうなんですが(´;ω;`)ウゥゥ
最初はアニメの1話がつらくて2話か3話くらいで一回やめたんですよ。
しかし、私の推しメンであるイコラブのいおりが推してる作品であり、舞台版に推し俳優の一人であるうえちゃんが出るということで!活を入れて見直すことに。
とりあえずうえちゃんの演じる善逸が出るまでは頑張ってみると誓う。
かまぼこ隊揃ったらなんかハマってきた自分がいました。
普段よほど疲れているのか山育ちの伊之助に癒されている自分。
だって声優も松岡さんだよ?花江くんも好きだけど。
伊之助推しです。美少年・・・!
ねずこちゃんも最初はどういうとこが可愛いのかわからなかったけど、鬼としての素質が変化していく中で幼児化したり徐々に可愛さがわかってきました。
柱は出てきたばかりのころやっぱ全員そんな好きになれなかったんですが、掘り下げられていくとやっぱ愛着が出る。本当にこの作者さんは短時間でキャラの魅力を描くのが上手。だからこそ死んでしまうとつらい。
仕方なかったっていうのもわかるんだけど、けして軽く死を描いているわけじゃないんだけど煉獄さんでも号泣したし、しのぶさんでもしんどかった。
私は現在甘露寺ちゃんが気になっているので死亡フラグ立ってそうで怖い。
時代背景的にも貧富の差で貧しいがゆえに惨い扱いを受ける子供たちも多い。
特に鬼化してしまう側には病や貧しさが潜んでいる。
現代でも不治の病というのはやはりある。でも治せない病の数はこの時代のほうが多かったに違いない。
その上、鬼からの誘惑、鬼に家族や大切な人を殺される。
人物たちの決意の裏側にはつらい過去が数多に潜んでいて、同情というのは失礼だけど、そこからここまで這い上がってきた彼らにいとしさを感じざるを得ない。
さらに最大限の敬意を。
お館様も亡くなってしまった。穏やかな人柄ながら、無惨を痛めつけるために家族を巻き込んだ自爆。産屋敷家の人間は30年以上生きられないが、人の想いは何百年と続いてきた。という言葉にお館様の意志の強さを感じた。
最近はコミカルな描写が少な目な真剣勝負の場面が続くため、読んでいて辛い。
でも炭治郎は、亡くなったみんなの想いもきちんと背負って思い出しながら、ねずこのために戦い続けてくれるだろう。
だからつらくても無惨に勝てるその日まで、ねずこを人間に戻せるまで、彼が折れない限り私たち読者も追わずにはいられなくなる。
そんな魅力を持った作品だ。
善逸は急に兄弟子戦で新しい技編み出しちゃうし、伊之助の過去も描かれて途中なので19巻が早く読みたい。
カナヲは肉親のように慕っていた二人の姉を同じ鬼に殺された恨みを抱えて、どこまで戦えるのかも手に汗握りながら読んでいる。
伊之助とカナヲも同期として仲良くなれそうでほほえましいなんて思っている。
火事場の馬鹿力、伊之助期待してるよ。
私の想いだけづらーっと書いて読みにくいだろうから、過去の鬼振り返りながらエピソードとかでも書いておきます。
・手鬼「年号が変わっているー」
最終選別の山で遭遇する鬼。CV子安さん。
なんでこうユーモラスな鬼思いつくんだろう。
しかしながら子供をたくさん食らった害悪。錆兎と真菰を食ったのもこいつ。
のちに義勇と錆兎のシーンが出てきたときここの補足がされているが、彼は一人でこの鬼と戦いみんなを逃がしたそう。その時真菰はもう食われてしまっていたのか、二人は鱗滝さんの弟子ではあるが同期ではないのか少し疑問だった。
この二人好きだなぁ。炭治郎の修行につきあってくれるシーン。よかった。
あと梶くん好きなのでまたかっこいい役でよかった。出番は少ないけど嬉しい。
・沼の鬼(CV木村良平さん)
若い女ばかりを狙って食う上に分裂する面倒な鬼。
しかも女の子たちの持ち物をコレクションしてる。犯罪臭やばい。
ここのシーンラストがすごくいいですよね。「君みたいな子供に何がわかる」って言ってから察して謝るところ。このころの炭治郎は精神年齢30超えてるだろうって思ってた。(ラジオの感想まんまww)初期の名シーン。
初期の中で難敵のイメージが強かった。鬼のコンビ。
朱紗丸の死に際があまりにかわいそうで残酷で。このころから炭治郎は消えていく鬼の供養をするイメージが定着してきた。
鬼だが味方側で登場する珠世さんと愈史郎くんが出てくるのもこの少し前。
坂本真綾さんハマりすぎてほんっと美人だ珠世さま!!(´;ω;`)ウゥゥ
愈史郎くんは基本ちょっと理解に苦しむけど、ツンデレはよき。
ねずこが積極的に戦うようになった!
・響凱(CV諏訪部順一さん)
印象的なエピソードだった鬼。何か物書きやクリエイターをやってる人や目指してた人はわかるんじゃないかな。最後に炭治郎に原稿を大切に扱ってもらって、無駄なんかじゃないって言葉をもらって消えていく。いいシーンだったな。
鼓の演出で部屋を移動するのも斬新だった。舞台でもここやるなら楽しみ。
伊之助が登場。というか合流。ねずこの入った箱を守る善逸のかっこいいシーンも見れる。
・塁(CV内山昂輝さん)
淡々とした内山くんのトーンが怖さ倍増していた。塁も病気で体が弱くて、自ら両親を殺してしまって、無惨にそそのかされて鬼になって。
戦闘はかなり手こずるけど義勇の合流や炭治郎のヒノカミ神楽の描写もあって、成長もする場面。
絆や家族に縛られる塁。ねずこを欲しがった時の炭治郎の返しが好きだ。
現代日本は東日本大震災以来「絆」を強調したメディアの声が目立つ。
鬼滅の世界では、肉親かどうかではない絆がたくさん描かれているし、それは自然と信頼関係によって成り立っていくものだ。
恐怖で従わせるってやり方はいじめっ子やカツアゲと同じ。
那田蜘蛛山編はどの鬼も相変わらず豪華な声優陣だし、強くて怖かったなー。
途中炭治郎と伊之助の共闘が多くて個人的にアツかった。バッキバキにけがしちゃうけど。
善逸は単独だったから大変だ。しのぶさん・・・善逸はしのぶさんの死をどう感じるのかな。
だいぶ長くなってしまったので鬼の振り返りはアニメに出てきたこの辺までにしておきます。
ほんと自分の想いだけで、ありがちな感想になってしまい、プレゼンにすらなってないけど原作のほうの鬼の振り返りも時間できたらやりたい。
辛くてなかなか自分の中で気持ちの整理ができないから、書き残しておきたい。
書くと頭の中整理されるので。
ひとつ確実に言えるのは「生きづらい」と思っている人にこそ読んでほしい作品。
私は生きるのが苦しいとき何度もこの漫画のセリフを思い出して逆境でも頑張っています。
言葉の力を強く感じる作品。大人にこそ読んでほしいですね!
弱者を笑ったり虐げるのではなく、だれもが少しでもわかろうとする、優しくできる心の余裕を持てる世の中に近づけるよう祈りたくなる、そんな作品です。