「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

舞台男子the documentを読了して

 こんばんは。

1000円以上の本って手が出しづらい、かのです。そんな私が2000円近く出して買ったのがこちら。

 

 

舞台男子 the document

舞台男子 the document

 

  お目当ては染さま!出演作を観て気になった俳優さんも何人かいたのでお得感もあるし発売前からゲットする気でいました。1のほうは読んでないのと、webの連載も読んでいませんでした。

 簡潔にこの本の感想を述べると、写真がめっちゃ美しいのと彼らの生い立ちからそれぞれの舞台の仕事を振り返ることができる本。

 特に写真のよさにはだいぶ救われていますね。写真は全部同じ方ではなく2人のカメラマンさんが担当されてるようですがいずれも各俳優さんの雰囲気にあっててとてもいいです!

 そして、とても残念な点。インタビュアーのおうちようこ氏の文章?インタビュー力?酷いです。私この人のはネットでゲネの記事とかしか見たことなかったんですが、文章がポエミーでとっても読みづらい。染さまから読んだんですが、拒否反応がすごくてどっと疲れたし、何度か読み返したけど意味がわからない箇所がありましたね。

 この人は自分のこと作家か詩人か何かと勘違いしてないか?インタビューで重要なのってわかりやすさと相手の話を引き出すことのうまさじゃないのか。「矜持」とか口語で使わない単語連発しててかっこつけすぎうざかった。

 私、実は2週間以上前には読了してたんですがこの本の感想を書くにあたって、おうち氏の批判は避けて通れないので萎えてしまって書かなかったんですよね・・・。

 あとね、特定の俳優さんをひいきしてるのがわかる名前の出し方しててイラつきました。確かにすごい方々なんだけど、特にインタビューされてる役者と仲がいいわけでもないし共演で相方役をやってるわけでもないのに、ここぞとばかりに出してくる。そんなことより私はこの役者さん自身の話を聞きたいのだけど?

 以上のようにヘイト溜めまくって読んでたので1回に2人ずつくらいしか読めなかったです、疲れて。

 この本の売り上げはあくまで役者さんたちの人気であって、あなたへの評価ではないと訴えたい。(1が出たときにも同じことを書いてる方がいた)

 最後にもう一つ気になったのが、同じセカンドシーズンに掲載されていたおごたんとりゅうじくんのがカットされていること。2人の人気を考えると別口で販売するとかして儲けようとしてる?とまで思ってしまった。

 あ・・・帯にも「矜持」って書いてた。どんだけこの単語好きなんだよ・・・!w

ひらがなで「すてき」とか「尊い(たっとい)」ってのも引いたけど。

 ここからは染さまのを読んでの感想。ネタバレなのでこれから読む方は戻る推奨。

 ・染さま

 まず、写真が美しすぎる!このくらいの暗めの髪色が個人的に好みなのでさわやかな青シャツも映えてほんと素敵。涙袋にほくろがあるとか知らなかった・・・

 最初読んだときマジで泣くと思った。ファンへの気持ちにまず泣かされる。数の多い少ないに関係なく、好きだといってくれる人を幸せな気持ちにしたいとか、応援してくれる人の活力になりたいって基本姿勢だけど、言葉に真実味がある人だと思った。だってあのスケジュールでもほぼ毎日ブログ更新してるのすごいと思う。有言実行。

 こんな美しいルックスなのにやっぱ中身めっちゃ男前なんだよなぁ。死ぬ気でっていつも言ってるけどちょっといろいろと心配になる。

 目立ちたい気持ちが根底にあるわけではないっていうのも、仕事の大小にはこだわってないんだなぁ。私の考えが浅かったと思わされたし。でもやっぱ少しでも多く真ん中に立ってほしいと思ってしまうのが推しへの気持ちというか。

 頑固とか天邪鬼で流行りものが嫌いって言ってるのも、染さまってこうだよなーと微笑ましかったw協調性があるんだかないんだか不思議な人だ。

 目のことにも触れてるけど前に他のインタビューを読んだときとブレてなくて、ここでまたファンへの心遣いに泣かされる。当たり前のことって言ってるけど、想像してみてすごい大変だと思った。強い人だなぁ。

 そして、稽古場でやったことしか舞台ではやらないというのは鶴丸観てるとちょっと意外。あれも作りこんでから舞台でやってたと思うとすごい。一方、ピンチの時の対応力の高さと素早さにもすごく長けているらしい。頼りになる人だ。

 当たり前に頑張るって言葉ほんと尊敬する。彼ら若手俳優さんを観てると頑張るのが苦手で仕方ない私もたまになら頑張ってもいいかなって気になる。その最たる存在が私にとっては染谷さん。

 周りの人に感謝していると言ってたけど、ご両親の育て方とか本人の優しさやまじめさもにじんでくる言葉の数々でした。そしてやっぱ天然なのか不思議ちゃんさが隠せてないwそういう正直さも好きですね。突然のノリツッコミには笑ったw

 語彙力がなさすぎて私には染さまの素晴らしさを伝えることは難しいようだ・・・。

 他の役者さんの感想も書きたかったんですが、文字数が結構になってしまったのでまた改めて機会があれば書きます!(文句が多いからこうなるってわかってますよ・・・。)