こんばんは、かのです!暑くなってきましたね。胃が痛いです。
さて、二期が始まったのをきっかけにこのアニメ人気あるなぁと思って一期を観てみたらすごいハマってしまった冴えカノのお話。
ネタバレは避けているつもりですが、全くないとは断言できないため未視聴の方はご注意くださいませ。
私、このアニメは知人女性が「何が面白いのかわからん」って批判していたので敬遠してたんですよ。彼女とはアニメの趣味が合うので。しかし、彼女はシミュレーションゲームをやらない子でした。
したがってこのアニメにハマりうる属性のある人は以下の通りかなと。
*ギャルゲーが好き
*ラブコメが好き
*二次創作などの同人活動をしている
*中の人が好き
*ヒロインと主人公の会話劇が好き
ただ、普通のラブコメと思って見たらいい意味で期待を裏切られますね!
作品の特徴としては以下の通り。
*主人公(有名ブロガー男子高生オタク)の周りにクリエイティブな才能のあるオタク美少女と普通が取り柄のヒロインがいてなぜかご都合主義的に全員から好意を向けられる。
*メタ発言が多く、ラブコメのご都合主義を皮肉った発言や展開が多い
*メインヒロインの加藤ちゃんがとにかく存在感薄い
*その他ヒロインはどこまでもテンプレ(毒舌ヤンデレ先輩・金髪ツインテツンデレ幼馴染・元気系いとこ・ロリ後輩キャラ)
*パロディや主人公の部屋にあるフィギュアやラノベが実在するもの
*独特のシャフトっぽい演出
*ヒロインの瞳やまつ毛の色使い
*部活ではなく同人サークルなのでサークルと名乗っている
*才能と恋心で揺れる描写がリアル
他にもいいとこいっぱいあるんですけど、思いついたものだけ並べてみました。
演出、作画はノイタミナでラブコメやる意味を感じました。瞳の描写が印象的。
内容は、私は加藤ちゃん登場回から引き込まれるように見るようになりました。
加藤ちゃんという子は、二次元ヒロインにはいないタイプの普通の女の子。かといって現実にこんな子はいない。オタクではないけどオタクを非難しない、それどころか巻き込まれて参加したゲーム制作に誰よりも夢中になっていく。ステルス才能に長けていて、画面に見切れたり小さく映りこんでいることが多い。マイペースでのんびりした話し方をする癒し系。普通の子なので、髪型をころころ変えるw基本スタンスがめんどくさそう。
この子のキャラだけでもこの作品観る価値あるな、と私は思いました。主人公と加藤ちゃんの会話のテンポやセンスがすごく好き。
さらに、ヒロインで一番好きなのはえりり。金髪ツインテ幼馴染という私の好み属性を全て網羅した子で、さらにいろいろこじらせてる。正直めんどくさいんだけど、憎めない。一期のメイン回で詩羽先輩に「白馬ならぬ白い痛車に乗ったオタクの王子様が本気で迎えにくると思ってる痛い乙女」のような表現をされてましたが、えりりはエロ同人作家(男性向け)ながら乙女ゲーム脳なのです。中身完全にわたしらじゃん!w
そんなえりりと加藤ちゃんが仲良くなるくだりでは待ってたこの展開!でしたね!
えりり派の人間としては、一期であまり詩羽先輩は好きじゃなかったんですが二期の
ラスト、選択を迫られるえりりを男らしく背中を押してくれるとこに惚れました。主人公との二人きりの打ち上げで本屋に行くのも面白かった。
そしてサブヒロインなのかな?後輩のいずみちゃんといとこのみちる。
正直、みちるはあんまり好きになれなかった。オタク最初バカにしてくるからかな?
いずみちゃんは好みの属性であざとい子なので、えりりがいなかったら推しになってた気がする。
そう、いずみちゃんの兄で主人公の邪魔をしてくる旧友は中の人が柿原さんだった。ぴったりでした!中の人的には私、松岡くんの声質すごい好きなので主人公にあまりいらつかなかったかな。茅野さんの詩羽先輩は色っぽくて、ほんとに役幅広い方だなと感心しました。加藤役の安野ちゃんはマクロスΔでカナメさん好きなので、カナメさんとはまた違った癒しの演技で素敵でした。若手の女性声優さんに疎いので他はあまりわかってなかったです。
この作品の魅力なのかもしれないけど、二期の最後のほうの展開は個人的にはイマイチでした。原作がもう少しで完結らしいので三期あるんでしょうか?次回作のゲームもぜひ見てみたいと思いますが。恋愛模様もオチがなかったですね。最終回の加藤ちゃんは女神でした・・・!
そして、主題歌もキャラソンもとてもいいです。私は一期の「君色シグナル」「カラフル」が特に好きですね。二期はED沢井さんでよかったのになぜ妄キャリ。キャラソンアルバム買うか本気で迷いましたw安野ちゃんの歌いいんですもん・・・!茅野さんのカッコいい歌もいいし、キャラ的に好みではなかったですがみちるの一期で歌うキャラソンすごく好きです。主題歌もすべて入れてくれればよかったのになぁ。
ネタバレ回避と一期の記憶が薄れてきたので概要に触れる程度になりましたが、興味を持った方には観てみることをおすすめします!三期待ちたい。