こんばんは、かのです。
ネットで偶然見つけたこちらの漫画を2巻まで読んだのでおすすめしに来ました!
本文にはネタバレを含みますのでご注意下さい!
ご当地地下アイドルを応援する女性が主人公の百合要素あり漫画です。
「この漫画がすごい男性編」でも12位くらいに選ばれたらしいです。私は漫画通じゃないので「この漫画~」に入ってるような作品は滅多に読まないですが。
良かった点
*主人公えりぴよはガチオタなのに好感が持てる(マナーを守るし、アイドルと自分との境界をしっかりしてるから)
*アイドルみんな個性的で可愛い
*アイドル同士でシンメ(コンビ)があり仲良しな場面が多い
*各アイドルの掘り下げがしっかりしてる(アイドルになったきっかけやエピソードなど)
*ギャグがいちいち吹き出すほど面白い(小ネタ程度しかないのに)
*えりぴよのオタ仲間たちもいい奴で好感が持てる
*オタ知識がしっかりしてる
いいところだけでこんなたくさん!私はこの漫画になら☆5つけられる!もっと評価されるべき!!!
逆に一回読んだ感じでは気になるところ(悪い点)は見当たらなかった。神か。
こんな人におすすめ
*推しを応援するのがしんどくなってきた(初心を忘れた)
*可愛いアイドルの女の子が好き
*絵柄が好き
*自分も3次元の何かを推している
この作品では地下アイドルだけど、オタクのコアはどんなオタでも共通していると思うんです。(2次元アイドルだとまたちょっと違うのでできれば3次元オタの人に読んでほしい)
推しを推すのって時間も労力もお金もかかるし、大変ですよね。
「オタク」のレベルに達してる人は生活犠牲にしてる人も多い。現にこの漫画にメインで出てくるオタは3人とも時間の自由を優先してフリーターですし。
疲れてしまって「なんでこの人のこと好きなんだっけ?」ってなりません?私はなります。初心すぐ忘れちゃうんですよね。たいした理由なんてなくたって「推せる」そう思ったときに人はもう推しにハマっているのです。
この漫画にはそんな「オタクの名言」がたくさん出てきます。誰かまとめとか作ってないだろうか。たぶんえりぴよさんはなんで推しを好きか?なんて不安にならなそうだけどw握手会で塩対応されても彼女のトップオタであり続けるハートの強さ!見習いたい。そして彼女が「パン工場」でバイトしてるのは推しの「舞菜」の好物がパンだから、だよね・・・?
えりぴよのオタ仲間は「古参」で「れお」推しのくまささん。彼は作者さんのインタビューで読んだんですが、オタ友の鑑みたいな人。そして「ガチ恋」勢の「空音」推し基さん。だいたいつるんでるんですが、こういう推しやタイプの違う人たちでつるむのが一番精神衛生上楽しめると私は思います。特に基さんなんてガチ恋なのでw作品的にも応援のスタンスに微妙なズレがあるけど「現場組」の3人を描いていて面白い。
えりぴよさんも病むときはあるんですけど、基本復活早い・・・!いい仲間がいるからかもね。
えりぴよ名言カレンダーとか作ってくれないだろうか。私はくじけそうになったら名言を見て初心に帰りたいw
推しが生きていてくれるだけで、推しの一分一秒が大事。言ってみたい言葉だぜ。
そして、面白いのが舞菜はどうやらえりぴよのことが好きらしい。彼女オタだけど普通に美人だし面白いもんなぁ。これからそのへんどう描くのかとても楽しみ。
みんな魅力的で推しメンを選びづらいんだけど、私はセンターとして揺るがない強い意志がある「れお」とメイドカフェでバイトする負けず嫌いツンデレな「あや」が気になってます。もちろん舞菜も可愛いですよ!2巻まででは「ゆうか」の掘り下げがあまりなかったけど3巻にはあるのかな??
言いたいことは言いつくしました。
かつてロックミュージシャンの憧れだった「武道館」。アイドルが目指すステージになったんだもんなぁ。
ところで俳優オタの場合はどこを最終目標にしたらいいんだろ?「朝ドラ」なのか「月9」なのか。そもそもメディアを狙ってない場合は「帝劇」とかか?
自分のオタ活と照らし合わせるもよし、娯楽として楽しむもよしな漫画です。おすすめ!!
1話と3話の試し読みはこちら。私はこれ読んで面白かったので本で読みました。
公式サイト。PVがあります。
えりぴよさんのCVってはやみんこと声優の早見沙織さんでは?と思ったらそうでした。アニメ化することがあればぜひはやみんがいいです。CMなのにぴったりすぎる!