「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

10年以上前に好きだったアイドルのDVDを観る

 こんばんは、かのです。

 最近、「推しと自分の関係」を考えすぎていたら息詰まったので、ふと中学生時代に購入したと思われるジャニーズのDVDを引っ張り出してきた次第です。

 ジャニオタ卒業したのはかれこれ8年くらい前なので時効ってことでいろいろ書きたいと思います。

 私は小学生時代は女性アイドルにしか興味がなく、ジャニーズにハマったのは中3くらいの頃でした。今思えば人生で一番初めに挫折してた時だったかも。

 当時ドラマに出まくっていた山下くんから入り、当時関西ジュニアだった内君担になった私。(彼がグループ脱退したときはそれなりに絶望したような記憶が)

 そこから内君見たさにジャニーズの雑誌を購入したりジュニアがNHKホールでライブをしたものを放送する「ザ少年倶楽部」を見始めたりしました。

 そんな中で出会ったのがKAT-TUNでした。私は見る見る彼らのとりこになり、過去のDVDを集めはじめ知人のツテでコンサートデビューを果たしたのでした。

 内君担だったのに関ジャニのコンサートは1回も行けなかった・・・地元にこなくて。NEWSは1回行ったけど脱退後でした。

 KAT-TUNはジュニア時代、すごく人気のあるグループで単独ライブもやっていました。今回見直したのが、彼らのメジャーデビューの前年のこちら

 

KAT-TUN Live 海賊帆 [DVD]

KAT-TUN Live 海賊帆 [DVD]

 

  これはファンの間でも神コンの名が高いライブでしたが、3都市くらいの公演だったので見られず。KAT-TUNでは亀梨くん担でした。

 当時、箱推しって概念がなかったように思うんですが・・・私はグループとしての彼らがとても好きでした。

 現在活動休止中ですが、復活してくれたらまた違った形でのグループが見れそうだし見てみたいと思います。デビューして数年の頃にオタ降りたので偉そうなことは言いません。

 今回伝えたかったのは、いかに私にとって特別なアイドルグループあったかということ。

 私はオタ卒してからこのDVDを見てないと思うんですが、当時好きだった曲をざっと見てみた印象。デビュー前のライブがこんなにすごいの!?

 彼らは事務所がなかなかデビューさせてくれなかったと言われていますが、ほんとにこんなすごいライブをするアイドルをデビューさせないなんてどうかしてると思った。

 すごい巨大な箱ではなさそうだけど、1つ前にでたDVDよりは格段にキャパが増えてる。

 今回見て、今の私ならミステリアスな上田くんが好きかもなんて新しい発見もあったり。

 赤西くんの歌のうまさ、カリスマ性は本当に目を見張るものがあるし、誰とペアでも完璧なハモりができる。(客席にゴンドラで行く場面で塩対応なのもまたいい)

 亀梨くんは当時19くらいかと思うんですが、やんちゃな感じで可愛い。そしてやっぱしっかりしてる。声質も好きなんですよねぇ。かっこいい。

 上田くんは雰囲気がほんと素敵。歌はけしてうまいほうではないけど、独自の世界観と美しさへの探求心がほんと尊敬。

 聖はやっぱかっこいいよ。ジャニーズのラップの中で一番かっこいい(個人的に)

個性派揃いのこのユニットでジョニデのようなお洒落なハットを着こなすってすげぇ。

 中丸くんは今よりだいぶ可愛い。今はすっかりしっかりしてるイメージだけど、いい意味での普通感が逆に個性。

 そして、田口くん。正統派王子様系ジャニーズ。歌はやっぱあんま・・・だけどダンスのうまさと素敵な笑顔にやられる。

 こうして一人一人に個性やいいところがあって、やっぱ仁亀のシンメは最強だし・・・このときのグループはほんと伝説級だった。仁亀は仲良くないのに、仕事のときはちゃんとシンメできるんだからプロだよなぁ。

 たぶんKAT-TUNのすごいとこって20歳そこそこの若者が、馴れ合い仲良しグループじゃなくてビジネスライクにアイドルやってるとこ。プロ意識がすごいなと感じる。

 まぁ、よく熱愛報道とか出てたけど・・・私はそれすら彼らの芸風だと思ってたので全然ショックじゃなかったな。そう思わせるアイドルってのもすごくないか?w

 このコンは「海賊」をテーマにしてて、海賊船がセットだったり衣装もそういったテイスト。ジャニのコンは映像含めいくつか見てるけど、視覚的な楽しみもKAT-TUNが一番大きかった。このグループにハマったのはそこも大きい。彼らのコンはショーなんだよね。

 そしてこのコンはジュニア時代のヒット曲満載!グループの売りであろうちょっと危ない恋愛ソングからさわやかジャニーズソングまで。そして各メンのソロもある。

 特に好きなソロが、上田くんと赤西くんと亀梨くんのソロ。

 上田くんの「Love in snow」は、真っ白な衣装に羽をちらして叶わない恋心をせつなく歌い上げる。せつないオブせつない!当時ガキだった私もこの曲が大好きだった。着メロにしてた(時代w)作詞作曲もしてる。この儚く、美しい世界観は彼にしか出せない。

 赤西くんのソロは他のメンと少し離れた曲順で終盤。私服テイストの衣装で、彼氏がいる女の子を好きな心情を歌った曲「ムラサキ」。彼の色気でこんな歌詞歌われたら、落ちない女子いなくない?自分の魅せ方をよくわかってらっしゃる。作詞作曲もしてる。

 そして亀梨くんの「絆」は作詞を担当。作曲はジャニで有名な馬飼野大先生。短い歌詞だけど「仲間」のことを歌っている。「ごくせん」挿入歌のタイアップがついたけど、もともとは何を思って書いたんだろう。彼はすごく熱い人なのでグループのことだったらいいなと思う。着物風の衣装で天井から降りてくるさまは天使かと・・・。そこから舞いからのソロ。

 書いてたらいろんな思いがこみ上げてきた、しばらくこのDVDを観る日々になりそう。あの頃の私の目に狂いはなかった。あの頃の彼らは最高のアイドルグループだったよ。

 推しが引退や解散したりするのはやっぱ悲しいけど、こんな素敵なライブを映像に残してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。確かに彼らは存在してた。どんな報道が出ようと今、落ちぶれたと言われようと私は彼らの残してくれたこの映像を見て胸を張って言える。「KAT-TUNがジャニーズで一番好き!」と。

 デビュー後少ししてから赤西くんのメディアでの態度が変わったのは噂になってたし、カリスマ性はすごいけど彼には生きづらい世界だったことが伝わってきた。たとえ数年でもアイドルでいてくれてありがとう。今幸せそうなのでよかった。

 聖はあれで結構弱いとこがあるから・・・依存しないと生きれないタイプなのかも。薬物は悪いことだけど脱退の理由もよくなかったけど、抜けてからのラップ部分ほんとに寂しかった。アイドルとしてじゃない人生でちゃんと幸せになってね!

 そして、田口のことが私は一番許せない。もう誰も抜けたりしないよね?という矢先に個人的な事情で自ら脱退。何を考えてるのか一番わからない。残された3人の気持ちはどうなるの?たぶん私は一生許せない。

 そして3人。最近個人でのドラマの話をきいたり頑張ってるなと思う。こんな状況になっても辞めたいって言わないでいてくれて、自由になってもいいんだよ?と思いながらも大好きだったKAT-TUNの居場所を守ってくれていることが嬉しい。これまでほんとつらいことが続いたと思うけど、無理はしないでね。あの頃の6人のこと私はずっと忘れないようにこうしてたまに映像を見たり曲を聴いたりしながら、帰ってきてくれたらいいなと少しだけ楽しみにしておくね。

 世間が何を言おうと私はカラオケで彼らの歌を歌うしジャニーズで一番好きと言うし、亀梨くんは人としてすごいまじめで仲間思いでかっこいいと思ってる。キラキラした景色をたくさん見せてくれた、私の青春だった。

 私は今もああゆうキラキラやわくわくが見たくてオタクやってるんだろうなぁ。

 さて、デビュー時のベストでも引っ張り出して聴こう。名盤。

 

 

Best of KAT-TUN (通常盤)

Best of KAT-TUN (通常盤)