「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

異性の推しは恋愛対象になるのか。

 こんにちは、かのです。

 この記事を書くにあたり1回ボツ記事を生み出してしまいました。書いても答えが出なかったので考えてみました。

 結論から言うとノーです。

 これは人によるところが大きいと思うんですが、ガチ恋なんて言葉もあるしね。推しと一言で言っても3次元だったり2次元だったり刀だったりもするわけですし。

 でも私にとっての異性の推しは何かと考えてみたら、「学園のアイドル」が一番しっくりくる答えでした。

 そもそも考えてみたきっかけは声優の悠木碧ちゃんの「推しのおばあちゃんになりたい」発言がきっかけ。しかし、記事を書いても答えが出なくて別日に持ち越した私には、あおちゃんのこの表現、実に巧いなぁと思いましたね。彼女は語彙力のあるオタクなので羨ましいです。

 ちなみに最近も新生活でしんどい人向けにツイートしていた内容が非常にオタクとして素敵なものでした。あおちゃんボキャブラリーの宝庫!

 さて、話を戻して。

 「学園のアイドル」というのは、イメージ的に学校に1人はいる(野球部とかサッカー・バスケ・テニス部なんかにいる)モテモテの男子じゃないでしょうか。(女子の場合はマドンナか)

 個人的にはそういうきらびやかな人より、図書館で本読んでるぼっちの男子とかのがきゅんとくるので( )内は完全にたとえ話です。

 学園のアイドルは、学園のマドンナと付き合ってたりもする。

 そして学園のアイドルは、自分にとって目の保養であり、実際に近づいて告白しようだなんて思わない存在。ラブレター渡す子くらいは(積極的な子なら)いるかも。私は完全に目で追うだけの存在。ただキラキラしてて、彼の人間関係の中に自分はいなくて構わないけど、景色の一部くらいにはなりたい気分。

 私にとって、推しが2次元でも3次元でも年上でも年下でもこの感覚は変わらないなぁと思います。

 ちなみに今の推しはソシャゲに2人いるんですが、どちらも年下。片方は大学生なので一回りくらい下のハイスペックイケメン劇団員。もう1人は確か3つくらい下の麻薬取締官です。(一部の人には伝わるやつ)

 まぁ私くらいの年齢になると年上のキャラ自体があんまいないんですけど、わずかにいてもなぜか年下にいってしまう。年下が好きなんだろうな。可愛い男子正義!

 学園のアイドルなので時折妄想デートプランとか練らなくもないですけど、推し2人は対照的なプランをあげてきそうで微笑ましい。ヒロインのためにがんばる推しが尊い

 ところで、これが「弟」とか「アイドル」とか「ペット」とかじゃダメなのかというとやっぱ違うんです。弟はリアルでいるのと、弟やペットは家族なので距離感が近すぎる。

 そしてアイドルは、学園のアイドルではなく芸能界のアイドルだと素の部分があまり見えないのでイメージが異なります。学園のアイドルなら、あくびしてるとこだって見れるじゃないですか。ソシャゲの推しは仲間と戯れたり喧嘩したりもするので、素の部分も作中に描かれているのです!

 そしてここからちょっと話が異なるのですが、ソシャゲの推しは結婚しないじゃないですか。ヒロインとくっつくことはあっても。(それも各キャラのルートがあるのでifの世界だし)ただ、リアルの推しは結婚するんだな、これが・・・。彼女がいるのがばれたりね。ははっ(乾いた笑い)

 この問題については実際に推しが結婚したことがないのでわかりません!やっぱり二次元のほうがやさしいわ。

 おばあちゃんであるあおちゃんが推しにおこづかい(課金)するなら、私は学園のアイドル親衛隊としてお手紙を書くことにします。私以外の茶の間も感覚はもしかしたら近いのかもしれない。ちょっとこれ以上深堀りするとわけわからなくなるからやめとく。(既に言ってることは支離滅裂だけど)

 そして、前回のボツ記事で触れた問題をもう一つ。世の中にはNLとかBLとかGLとか夢とかいろいろありますよね、ジャンルが。(この手の話が苦手な人はブラウザバック推奨)

 私はBL以外は好きなんですが(食わず嫌いではなく嗜んだことはあるが合わなかった)この、ジャンルでどの見方をするかによっても、推しとの距離感は変わってくるんじゃないかと思ったんです。

 また、このジャンル多数決を取り上げた記事を見て、大変興味深かったので今回のテーマに絡めたかったのです。

 世の中のたいていの女子は腐女子だと思われがちだけど、私は自分のアバターを作って推しと恋愛してるという声が意外にも多かったことに共感しました!そして、その感覚とてもわかる!

 乙女ゲーのヒロインに感情移入するとかNLではなくて、夢のオリキャラ設定に近いと思います。

 自分じゃ申し訳ない(推しが素敵すぎて)ので自分の理想の女の子(ヒロインとは別人格)と推しに恋愛させてくるという斬新な、とはいえ結構大多数の女子が理解できそうな万能シチュエーション。ちょっと自分っぽい要素を入れてみるのもいいし、でもそれは自分ではないわけだから脳内だけで平和に恋愛できるという。

 この発想になる女子って推しと恋愛したいのかと思われそうだけど、がっつりと線引きをしてるのがガチ恋にはならない予防線なんですよね。自分に自信がない気持ちが先行してるイメージ。

 これは私の先ほど述べた「学園のアイドル」説と近いものがあると思うのでプッシュします!

 二次元にがっつり寄ったお話になってしまいましたが、3次元の男性を本気で応援するのが怖いからってのもあって。どうしてもリアルの人間でも、ファンに見せてるのは表向きの顔だったりすると思うので。

 やっぱり私は推しとのあいだにがっつりと線引きをしちゃう人間なんだなー。生活の中心にはならないんだなと思って我に返ったのでした。

 特に過去に何かあったわけでもないので、浅く広くの人間なのかな。声オタ時代は結構夢中だったけど最後のほう浮気してたしね・・・。