こんにちは。久々の更新となってしまいました。
公開から約1か月経ちましたね。映画「無限列車編」。
友人に「早く観て!」と言われてしまったのと、もういい加減覚悟決めないとなって気持ちで先週の金曜日夕方の回に一人で行ってきました。
映画館へ行く後押しをしてくれたのがいつも見ている大好きなユーチューバーさんの動画だったり。
煉獄さん愛がすごいので限界オタクって何?って方に届け。
私も似たようなやばめのオタクなのでわかりみしかない。
【鬼滅の刃】推しを拝みに行くために指輪開封したら情緒終わった【煉獄杏寿郎】
きゃとちゃんかわいいよ。メイクもヘアもネイルも服もまねっこさせて頂いてる。
この動画と友人のプッシュでやっと重い腰をあげました。
ちょうど土曜から入場者特典配布だったので、あえてその前日を狙ってみました。
地元ではまだ平日は1席あけ販売なので、泣きまくっても隣来ないのも気楽でした。
そして1回しか見る気力なかったので、全力で限界オタクの武装していきました。
しのぶさんのパーカーとミニトート、タオルハンカチ、メイクポーチ。蜜璃ちゃんのアパレルも早く出ないかなー(´;ω;`)ウッ…
アクキーとかぬいぐるみはあったけど自重しました。
客層は女子大生のグループと少し男子大学生、なぜかシニア層(おばあさま)が数人いてびっくりしました。
限界オタク装備の人は・・・私だけでした。
でも、子供さんがいなくてよかった。やっぱ集中したいのでざわざわされるのはね。
前置き長いので、客層とかメディアの煽りとか思ったことは後回しにして感想書きますね。本編・原作ともにネタバレあり。要注意。
さて、本編は最初にお館様と奥様が亡くなった隊士たちのお墓参りをしますね。
このシーン記憶になくて帰ってから調べたらオリジナルでした。
私はもうここで泣きはじめてましたね。タオルを膝の上に用意。
このときティッシュ用意してなかったのが甘かった。
続いて、かまぼこ隊が駅で電車に乗ろうとしているシーン。
ここも原作では刀を隠すとかのシーンはなくすっと乗り込んでるそう。
個人的にはここの出発シーンで主題歌の「炎」のインストアレンジ流してくるのずるいな最高かよってまた泣きました。
炎のインストは2回か3回作中で使われています。泣くやん・・・。
列車の中で炎柱を探す。
煉獄さんの「うまい!うまい!」がすごく私のイメージ通りで日野さんありがとうございます(一回目)
かまぼこでは伊之助好きなので、列車から顔出して全力で善逸に止められてるのあぶねーけどかわいくて笑ったw
煉獄さんの目がどこ見てるのか気になる炭次郎ww
炭次郎がツッコミに回るほどのマイペース煉獄さん。
そして「俺の継子になればいい!!!」ってああ、懐かしい・・・原作思い出す。
「煉獄のあにきー!!」が(もう少しあとだけど)かわいい。
切符切りの人が来てざわっとする我が心の中・・・。やめてー切らないでー。
こんな風に展開を知ってるから意地でも阻止したい本能が働くのか心の中で、登場人物に声をかけることが多かったです。
それが自然と出てきちゃうんだからもうヒーローショーなんじゃないかと思う。
そして原作のうまいとこですが、アニメ終盤の柱合会議で竈門兄妹のことを認めたくないと言って散々嫌われた柱たちのマイナスイメージからはじまる好感度をガン上げするのがすごい。特に煉獄の兄貴はみんなすぐ好きになっちゃうよね。
最初の戦闘となる異形2体の鬼もアニメオリジナルとのこと。
魘夢の声優さんがよかったとにわかのうちの母が言ってたので、平川さんはハードル上げて観たのですが本気ひしひしと感じました。
原作でも描かれていないのですが、彼はどうして鬼になったのかが描かれていないのですよね。原作ではアニメよりもうちょっとすぐ倒れてしまう印象。
上弦の存在をちらつかせながら出世欲の塊として綿密な計画を立てる鬼が彼です。
どんな綿密な計画でも穴は必ずあるものなんですけどね・・・。
魘夢の触手がマジで中盤気持ち悪くてしんどかった。
さすがufotableさん・・・(触手というと18禁エロゲや同人、特撮のイメージが強くて。触手って単語自体通じない人も多いのでは?)
PG12になってるのは触手と炭次郎が夢から覚めるために自分の首を切って自決するシーンでしょうかね。指定つけたからufoさんも遠慮なしでやってやるって感じだったな。
私グロ全然だめな人なので目背けがちでした。あんなの中学生とかで観てたらトラウマ。ってか実際中学生くらいの頃に漫画原作のPG指定つき作品を親の説得無視して観に行ったことが2作品ほどあったのですがしばらく日常生活で思い出しても気分悪くなるくらいだったので、PG指定についての親の話はちゃんと聞いたほうがいいよと思います。原作のほうは白黒ならまだダメージ薄いと思うのでどうしても見たい場合は原作のほうがいいかな。
テレビシリーズでも人が死ぬ(惨殺)シーンはあったけど、主に鬼を殺すほうが多かったけど劇場版はより人間の身体に対するシーンが多かったかな。
中盤は気持ち悪い触手に耐えることになるけど、前半はそれぞれの夢の中のシーンが描かれていて善逸と伊之助は完全にギャグ(楽しい夢)なのでほっとできるシーン。
炭次郎と煉獄さんは生い立ちに関わるifの夢なので、しんどい。
そして魘夢に説得されて(つけこまれて)鬼狩りの「精神の核」を刺してくるように命じられる子供たち。
子供たちも野心家もいれば、根が優しいコもいたりしてうっすら背景が見えてくるようでした。
この子供たちの中で炭次郎の夢に忍び込む、結核に罹ってしまった少年のお声が江口拓也さんでした!聞いてすぐわかった。友人が伝えたかったのはこのことかしら?(私と友人は江口さんの出演されてるA3!というゲームの監督歴が長いので)
炭次郎を送り出すとき「気を付けて」と言ってくれるのでした。子供たちが誰も悪いことを成し遂げなくてよかった。
炭次郎の夢は惨殺されてしまった家族と幸せに暮らす夢。禰豆子も鬼にならなくて済んでいる夢。でも、そこで夢と気づいて戻らなきゃとする強さ。
このへんで禰豆子が目を覚まして(鬼なので夢は見てなかったのかな)みんなを起こそうとするのがとってもかわいくて一瞬和んだ。
触手に捕らわれたときは善逸が六連で助けてくれるんだけど、あの余計な一言なきゃときめくのになって(笑)
ただこの映画は第1弾のポスタービジュアルや予告が完全に計画的なものです。
公開2週間くらいで後半に出てくるキャラの声優や新しいビジュアルが解禁されましたね。
要は魘夢を倒しても終わらない。
下弦だけならかまぼこ隊に柱がちょっと手助けするだけで足りるはずなのです。
私はキャストバレまで意識してなかったので猗窩座の声優さんはツイッターで公式から知ってしまったのですが、好きなお方だったので観たさが増したくらいでした。
実際劇中でのお芝居は、未だこんな悪い石田彰さんを聞いたことがあっただろうか!?と困惑するような高めの狂暴な声を出されたりしていてこっちも本気を感じずにはいられませんでした。
好きな声優さんだから猗窩座のこと少しは好きになれるかと思ったけど、やっぱなれなかったです。それだけすごい演技だったということか。
原作では猗窩座登場時に女の鬼がいたような気がするのですが、原作が手元にない巻だったので確認できず。ネットにそういった記述もなかったので私の勘違いかもしれません。
後半はとにかくバトルシーンがすごい!猗窩座の鬼への勧誘がしつこいww
拒むから攻撃され続けることにより消耗していく煉獄さんの身体。
全集中の呼吸を使ってもふさげないような致命傷をガンガン負わされていく姿に拳を握りしめて耐えました。
揺るがない煉獄さんの精神も、「人は傷もつくしいつかは死ぬからこそ尊い」といったセリフも泣けます。
私は原作読んでいたときに炭次郎が負傷したまま死んでしまうのでは?と本気でハラハラしたのですが、ここで死んでしまうのはあなたなんですね。
作品の最初の頃に鱗滝さんが言っていた「鬼殺隊は生身で戦う」と言っていた本当の意味を身をもってここで煉獄さんが見せるといった悔しすぎる展開。
鬼になるか死ぬかなんて選択はあんまりすぎるよ。
それに言ってしまえば無用な戦いでもある。気まぐれで現れてしまって気に入られてしまったから殺しあいになった。
煉獄さんの走馬灯の中でのお母さまの言葉。泣きました。原作読んだの前すぎて忘れてた。そして炎の歌詞の考察はじまりかけたわ・・・w
煉獄家のことといえばレビューなどで書かれている方も多かったけど、原作の炭次郎が煉獄家を訪ねるシーンまではこの作品に入れてほしかった。
弟くんが剣士を目指すのをやめたことやお父さんの気持ち、ちゃんと描いてほしかった。まぁ2時間すでにある中に入れ込むと長くなるけども、1時間過ぎたあたりで子供は集中力持たなくなるのだし30分とか伸びたところで観る人は見るし、私は観たかった。
原作でも印象深い伊之助が炭次郎たちを叱る(泣きながら)シーンも最高でした。
煉獄さんの言葉はほんとにたくさんの人に届いてほしい素晴らしい言葉たちだから、たくさんの人に観られてよかったと思います。
心を燃やせ・・・(涙と鼻水がひどくてすごい頭痛になりました)
ネット上の声などもおおむねいい感じではあったのですが、一部否定派ももちろんいました。
まずはこの作品自体が好みが分かれるものであること。
そして、完全に作品ファン向けに作られている映画ということ。
世界観や設定、キャラの境遇など知っていて入りこめれば深みにハマっている人ほど泣ける、響く作品だと思います。
(現に映画館で号泣してる客は私しかいませんでした)
コナンの安室の女が話題になったときも、一見さんに向かない作品だったことを思い出して下さい。初見、ライト層に媚びないところはコナンと同じです。
メディアの煽りがすごく、もともと応援していたオタクはなかなか映画館への足や気持ちが遠のいてるケースも多いです。
少し前に公開したヴァイオレット・エヴァーガーデンが好調だったのもコロナ渦で映画館へ行く理由になったからではと推測されます。
新海誠作品やジブリなどのように1本で完結するアニメ映画をお探しの方は、宣伝に騙されているだけです。つまらなかったらそう書いて言って頂いて結構です。
結論ファン向けに作った映画がメディアの煽りにより、国民的人気映画に仕立てられてしまったわけです。経済効果は大きいですが、普段アニメに接点のない方たちのマナーの悪さやオタクの真似事(鬼滅貧乏など)により元いたおたくが迷惑をこうむっているケースもあるのです。
国民性を利用した商売なので、軽い気持ちで観ないほうがいいです。
経済を回すのは大事ですが、おたくは常々回しているので大丈夫です。
そんな私も、一般の方の鬼滅フィーバーに面食らって引いてる一人です。
なのでこうして忠告を書かせて頂きました。
あと個人的に嫌いなんです、みんなが面白いというから面白い精神。
あと個人的に「無限列車編」はエピソード的にそこまで好きではないです。
やっぱり魘夢が掘り下げられなかったからかな?
ただ煉獄さんは最高にかっこいいです。
でも辛いので二度と見たくないなぁ。
煉獄さん推しは目に焼き付けにたくさん通ってあげて下さい。
最後に柱が報告を受けるときの推しの様子がかわいかった備忘録。
しのぶさん:カナヲちゃんといました。今日も美しい。継子といるのエモ・・・
蜜璃ちゃん:鴉にアクセサリー(桜餅カラー)つけてるの知らなかった。継子だったものね、悲しいよね。
煉獄外伝をチェックしそびれたのですが蜜璃ちゃんいるっぽいので、コミックスで買います!!!!!早く読みたい(´;ω;`)ウッ…
電子かなぁ。
そして早く遊郭編見たいです・・・二期はよ。
炎の考察読み漁ろう!