「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

漫画「推しの子」の面白さを語ってみる。

 こんにちは。

 今日も怒りっぽいまま過ごしてます。

 推しへの反抗期突入。離れたいのに君への怒りばかり浮かんでは消えています。

 

 さて今回は、最近読んで面白かった漫画のご紹介。

 何度かツイッターのトレンドに入ったり話題になっているのでご存じの方も多いかもしれません。

 私はジャンプの公式アプリで無料で全話読みました!3日もしないで完読。

 面白すぎる!

 あとはオタクの登場人物の価値観が自分に近いです。

 

 

 

 現在2巻まで刊行されています。単行本派の方も読めるの優しい。

 絵柄が可愛いですし、目の☆が印象的です(笑)

 

 私がこの漫画を知ったのは炎上の回がトレンドに入ってたことです。

 その時は読まなかったのですが、最近界隈に落胆することが多くオタクを題材にした漫画を読みたいなーと思ってこちら拝読しました。

 

 ここからはポイントに絞って面白さをご紹介します。

 あらすじ自体が序盤の最大のネタバレのような気さえする。うまくよけてみますがネタバレ踏んでたらすみません。

 でも何かバレ踏んだことあっても謎だらけなので読んでほしい!!

 

 1 設定が面白い

 主人公はとある事情から最初と序盤で立ち位置の変わるキャラクターです。とだけ言っておきましょう。オタク心、芸能界どちらも描くのも面白いです。

 

 2 ループもの

 勘のいい方にはこれでバレてしまう気もしますが。ループ好きな方はぜひチェックしてほしい。記憶持ち合わせたままです。

 根底にあるのは「デスノート」のようなダークヒーローもののジャンプですね!

 

 3 リアルな炎上描写

 芸能界の嫌なところ、ツイッターのコワイところの描写がリアル。

 私が作品を知るきっかけにもなったくだり。

 その回だけを読んでも考えさせられる内容ですが、最初から通して読むことでより「リアル」な恐ろしさを感じました。

 匿名性・有名税・庶民の言動の自由をとても考えさせられる。

 「言葉」は人を殺す。社会問題としてもっと考えられるべきと感じました。

 また恋愛リアリティーショーがお好きな方にもおすすめ。

 (私は食わず嫌いです)

 

 4 あるアイドルの言葉

 私がこの作品で一番好きな考え方を物語っているセリフです。

 「アイドルはプロの嘘つき」こんな感じのワードだったと思います。

 そう、私というオタクはアイドルに完璧にだましてほしい。嘘は墓場まで持って行ってほしい。(すなわち文春は敵。廃刊しろ)

 秘密を守り通してはじめてアイドルは伝説になれると思います。

 昨日俳優の推しと価値観が食い違ったのも、ここに関することですね。

 嫌いなところ、マイナスイメージになるところは見たくない。

 そこへの推しくんの認識甘すぎ。

 邪念を追い払うためにブログ執筆してるのに結局繋がってしまう(´;ω;`)ウゥゥ

 

 5 社会問題

 アイドル好きの方にももちろん読んでほしい。

 (それ以外にもミュージシャンやインフルエンサーとかいろんな芸能の若者が出てきます。どんな界隈の推しを持つ人にも読んでほしい。)

 女性アイドルへのストーカー殺害が物語の大事なキーになっています。

 実際に似たようなことが現実でも起きている題材を断片的に取り上げることでオタクとしての正しさを考える考察の余地を与えられているような気さえします。深いっ。

 ドルオタの道徳の授業だと思っている。

 何事も好きすぎて、理想の通りに動いてくれないことが苦痛。アンチに寝返る。

 でもプライベートに詮索しすぎたのがよくなかった。

 この場合アイドル側は完璧にだませていましたね。

 うーん、ネタバレしちゃってるかなぁ・・・( ^ω^)・・・

 

 6 個性的なキャラクター

 アイドル担当のルビーとかなが可愛い。女の子がかわいい!!(少年漫画でこれ大事)主人公も私はイケメンだと思います!

 リアルさをストーリーに入れ込みつつ、漫画的なキャラクターを動かしているのがうまい!原作者ありのいいとこどりですね。しっかり打ち合わせされてるのが伝わってくるくらい矛盾や不自然さを感じないです。

 

 7 ミステリー要素

 とある人物の復讐劇でもある今作。手がかり集めに若干危ない橋を渡ったりするスリルが謎解きものとしてもぞくぞくする。この時ばかりはこの人物も執念の鬼になります。

 

 8 じわじわとした伏線回収

 真相に近づいては、現実時間の話が進み、の繰り返しで続きを読みたくさせるのが巧い!うますぎる!!(ジャンプだしね)

 

 9 ギャグと爽やか青春パート

 唐突な日常回が暗くなりがちな本編のバランスをよくしている。

 最近のジャンプは鬼滅にしろこういうギャップとかバランス感覚がうまい。

 私はシリアス一辺倒だと読めないのでありがたい。

 

 10 オタク

 オタクに関しては今作は今のところ3名しか出ていない。

 (アイドルに憧れるベテランドルオタ女子、アイドルにガチハマりしある意味人生を狂わされた男、先述のストーカー殺人事件の犯人)

 一番最後のはオタクからのアンチかもしれないが。

 「推し武道」のようにオタク側にスポットを当てた作品も出てくるほどの二次元アイドル飽和状態の中、「NANA」や「カノ嘘」バリに芸能界側にスポットを当てているのが本来は正統派のはずだが、逆に新鮮でした。

 (筆者は「推し武道」大好きなのでただの対比の意味で他意はないです)

 

 

otomegokoro-teatime.hatenablog.com

 

 わー三年前から読んでたのか・・・!れお推しです。くまれお。

 

 11 すごく破天荒

 序盤のあるアイドルの行動だったり、ループ後の双子のふるまいなど予想外の方向にぶっとんでて面白いです!そして顔がいいキャラが多い。顔はまさに血筋って感じ。

 「顔がいい」って言葉を劇中でもオタクキャラが使うのも好感度高い。普段自分たちが使ってる言葉だから親近感が湧く。

 

 以上が私のセールスポイントです。下書きしたから少しはプレゼンになってるかな?

 ネタバレは極力避けて書いてはいますが、流れでわかっちゃった人は申し訳ない。

 全話読んだら1日くらいは余裕で経ってると思うので(心が追い付くのに)年末年始などの時間でぜひ読んでみてほしい作品です!!

 

 これドラマ化もアニメ化もいけそうだな(不穏)

 他には最近は、「はじこい」「私の少年」「虹甘えてよ」を読みました。

 あと「鬼滅の外伝」。

 つくづく若い男の子が好きだなー自分。でも「私の少年」以外展開が辛いとこでしんどかった。鬼滅は蜜璃ちゃんかわいすぎた。炎と恋柱の話・・・最高かよ。

 

 

otomegokoro-teatime.hatenablog.com

  いかに筆者がやばい蜜璃ちゃんオタクかはこちらで(ただしコミックス最新までのネタバレを含みますので、アニメ派の方は要注意)

 ちょうど昨年末は鬼滅どっぷり読んでたなー!!

 先日の柱合会議、蝶屋敷編もさいっこうでしたねー!!蜜璃ちゃん、君が一番可愛い(柱のみなさんにかわいい言う蜜璃ちゃんにかわいい言いたいおたく)

 だって誰が蜜璃ちゃんにまっすぐにかわいいって言ってくれるんですかもう!

 (煉獄さんは違う言葉使いそう。伊黒さん言えない。しのぶさんは友達感覚。)

 漫画はほんと最高の娯楽。語りが長くなりましたー(;^ω^)