「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

映画「夜は短し歩けよ乙女」を観た。

 こんにちは、かのです。

 WOWOWで録画していた映画を朝から観ました。

 以下、感想ネタバレあります。ご注意を。

 今日は春分の日で休みなんですね。家族も出かけて行ったので我が家は私の城状態ですw

 さて、こちらの作品は森見登見彦氏の小説が原作ですが、私は原作未読で観ました。森見氏の作品は「太陽の塔」「四畳半神話体系」を読んでおり、「有頂天家族」シリーズはアニメで全部観ています。

 今作も「黒髪の乙女」「京都」「大学生」を舞台にしており、他作品と似た作品かと思い原作未読だったのですが今作は「黒髪の乙女」視点の冒険譚といった、また違った構成で面白かったです。また、他作品で出てきた「図書館警察」や「偽電気ブラン」なども登場しており他の著作にも触れているとより楽しめる小ネタ満載でした。

 声優は主人公の先輩が星野源さん。出番はぶっちゃけ「黒髪の乙女」のほうが圧倒的に多いのですが(原作でもそうなのかな?)火鍋を食べるシーンとかなかなかの演技力でした。さすが俳優さん!先輩の冴えないけど一途な人柄も星野さんのイメージに通じていてよかったと思います。

 ヒロインの「黒髪の乙女」は花澤香菜さん。絵柄からしてイメージにぴったりだなと思いました。そしてこの乙女ちゃんはとにかく可愛らしいキャラクターで好きです。好奇心旺盛、箱入り娘で恋愛ごとには疎く、周りの人々から愛される女の子です。一夜の不思議な時間にお酒を飲み歩き、古本市を巡り、文化祭で演劇に巻き込まれ、次々と風邪に襲われる人々を見舞って歩く。その裏では先輩がいつも暗躍しているのですがw

 絵柄について触れてませんでした!

 アジカンのジャケットなどのイラストでおなじみの中村佑介氏のキャラデザがとてもおしゃれです。アニメとして動くと特徴の強い絵柄で最初はびっくりしましたがものの10分くらいですっかり見慣れました。

 森見作品は現実離れした世界観なので絵柄は特徴的なほうが合いますね。有頂天家族の久米田氏のデザインもそうでしたし。

 ちなみに期待通り?ED曲はアジカンです。

 声優陣のほうに話を戻しますと、学園祭事務局長は神谷浩史さん。女装癖のあるイケメン・・・女装で歌うミュージカルシーンがいろんな意味で見せ場でした。神谷氏といえば物語シリーズでのテンポの速いセリフ回しが印象深いですが、今作もそういった部分で大きな役割を担っていたように思います。冒頭から乙女の早口が炸裂してますが、事務局長は説明も多いですし。間違いないキャスティングでした。

 パンツ総番長。エンディングまでロバートの秋山さんだとは気付きもしなかった・・・!これだから芸人さんってすごいわ。歌唱シーンも違和感なかったですし。そしてロマンチック主義者・・・ww

 樋口師匠と羽貫さんは、四畳半~に出てきた二人ですよね?こちらのアニメ化は見てなかったので師匠のルックスにちょっとびっくりしましたwそして中井和哉さんか・・・!甲斐田裕子さんの羽貫さんも言わずもがなよかったです!

 古本市の神様は吉野さんだよな・・・と思ってたらやっぱそうでしたね。有頂天家族でも可愛らしいカエル(たぬき)を演じてらっしゃるので欠かせない方です。

 演劇部の紀子さん。歌唱シーンがやたらと群を抜いて上手いなと思えば、新妻聖子さん・・・本業ミュージカルの方でしたか!!あのシーンは大事なのでこのキャスティングもなんとも憎いです。しかし秋山とデュエットか・・・!

 ニセ城ケ崎やっぱ諏訪部さんか!そんな気はしてました。でもちょい役すぎて・・・まさかと思ってた。城ケ崎も四畳半~に出てくるキャラなのでそっち読んでるとより偏屈王の劇が面白いと思いました。

 プリンセスダルマ、悠木碧ちゃんだったの!?私はあおちゃんファンのくせにいつも彼女が出てたことをエンディングで知ります。それだけ七色の声を出せる方なんだといつも感心してしまいますね。歌シーンあったけど割とすぐ捕まっちゃうので出番は途中から乙女に交代でしたね。

 声優界の間違いない人気・実力者で固めた中に星野さん、秋山さん、新妻さんといった各界の才能がキャスティングされていて実に豪華な配役でした。声オタの私も大歓喜!!

 尺は2時間弱だったので、退屈することもなく観られました!

 森見ワールドは映画館で観たほうが楽しかっただろうなーと悔しくなりました。

 独特な単語の飛び交いまくる会話も見事に口語として表現されていたし、アニメーションとしてもとても凝っていて画面から目が離せないわくわくする時間でした。

 原作が1冊の小説と考えると脚本もよかったのだと思います。尺がちょうどいい、といった感じでモヤモヤせずに見終えられたので。

 絵柄やワールドが多少人を選ぶかもしれませんが、万人におすすめできる素敵なアニメーションでした。声オタの方もぜひ!

 こういう薄曇りの日は家で映画やアニメや読書や舞台鑑賞に明け暮れるのが至福で最適だと思う私です。午後からもう一本くらい何か観ようかなぁ。

 あと最近読書欲が強いのでそろそろ何か本も読みたいです。

 では、季節の変わり目ですが皆様ご自愛くださいませ(小説っぽい?いや、手紙っぽい文で締めてみる)。

オタクの深層と脳内階層とジャンルの話。

 こんにちは、花粉症始まりましたね。かのです。

 最近感想記事ばかりだったので久々に考えてみた記事を書いてみようと思います。

 オタクの知人と話してて、「やばい。このテンションは人前で出さないようにしてるやつだ」とその人が言いました。

 「なにそれ?」と聞くとなかなか面白い話を聞けました。

 彼は普段自分からオタクの話題を出さない隠れオタク(しかし特別に好きな作品1つに関しては隠していない)気味な人です。

 一方私はどこに同志が潜んでいるかもわからないのでオープンにしていくスタイルです。私の周りだと女性にこのタイプが多いような気がします。

 そして、女の子のオタク友達に「男オタクって恥ずかしがって趣味隠してる人多くないですか?」って聞いてみたら、同意を得られました。まぁ、一部の人なんですけどね。知人にデブで見るからにオタクっぽい人が自重できずにずっと同人の話を公共の場でしてる人いますし・・・苦笑

 以上のことから、オタクにも表に出している層と内に秘めている深層があるのだなと気づきました。

 確かに、私もオープンではあるけど場や相手に合わせて出すジャンルは選びます。階層だと一番テンションが高いのが2・5の話してるときですね・・・。

 この時には友人も推しの俳優がかわいい、かっこいい連呼してるので同じ次元にいると思われます。一番楽しいときかも。

 普段割と出してるのがソシャゲ好き、アニメ好きあたりの部分ですね。共通の話題になりやすいです。本当はもっと声優とかの話もしたい。

 先日、非オタの子と共通の話題を探そうとして会話に「私アイドルが好きなんですよ」と挟んでみました。「ジャニーズですか?」ときかれたので「いや、AKBとか欅坂とかNMBが好きです」と返すと意外だと反応されました。

 何の話かっていうと、オタクの深層とジャンルの話なんですね。

 つまり私は普段、アイドル好きのジャンルは隠してるわけでもないけど出しそびれてたので周りは知らない。

 ジャンルをたくさん持ってる人はふとしたときに出してみると話題が広がったり人からの見られ方が変わったりするので小出しにするといいですよ!

 深層については、自分はこの相手にはここまでとか人前ではここまで、ネットではここまでってのを自分で作って侵させないほうが平和かと思いました。

 今までこんなこと考えたことがなかったので、違う価値観の人と話すのって面白いなと思いました。

 「階層」「深層」という言葉で表現してみましたが、層という言葉がつく言葉には「表層」とかもありますね。迷いました。

 イメージとしてはミルフィーユのように層になっていて、表に出してない部分が深層という感じです。

 とても抽象的な話になってしまいましたが、そういった感覚で理解するネタみたいなのが好きなので拙いですが文章化してみました。

 知識の深さが深層ならジャンルは漢字にするとどうなるんだろうか。縦に重なるのが層なら横に区切られるのがジャンルですよね。

 私は浅く広くサブカルを愉しむスタイルを好むのですが、最近よく話す子と見事に話が合わなくてちょっと困ってます。いや、話が合わないというより趣味が一致しないんですね。話していて楽しいので。

 私は本当にスポーツとお笑いには疎くて困りました。(とか言って勉強する気もない人。)

 オタクと話すのが好きなので友人の相撲の出待ちの話とかは面白かったですけどね。その趣味のどういうとこが好きなのかインタビューした本とかあったら読みたいと思います。

 ちなみに身近だと母が宝塚のオタクなんですが、あの辺は異文化感が強いので話きいてると面白いです。

 そして現在ソシャゲ疲れしてるので、友人の「かけもちは2つが限界だと思うんですよね」というお言葉をかみしめています・・・。私今3つだ。手が回らない。

 

刀ミュin厳島神社dアニメ配信版感想

 文ステを観るのにdアニメに加入したのでなんか見る機会を逃してた刀ミュ厳島神社公演を鑑賞しました。配信版は約1時間。dアニメは20分尺に3分割されているためいちいち切り替えがあるのが少し面倒ですが、私のような集中力が続かない人にはまぁいいのかもしれない。

 あと、土日に観るとこんな読み込み遅かったっけ?ってレベルで止まりましたwうちのネット回線が不安定だったのもあるかもだけど。

 全体としては、国宝での公演なので歓声やペンライト、うちわは禁止。序盤はとにかく静かな曲で構成されており、中盤はほぼミュージカルパート。

 名残月や天狼星の話があったので、夜空をテーマに構成してるのかな?と思いました。三日月が常にセンターにいた(国宝だから)のでこういった構成だったのかな。

 Endless Nightはソロバージョンがやっぱ好きです。

 全体通して気になったのが音ズレ。ライブ会場ではないし屋外だしお寺なので音響も何もあったもんじゃないですが、音楽と歌は結構気になるレベルでずれてましたね。

 そんなに長い時間ではないし寒い屋外なので、メモリアル公演なこと以外にあまりわざわざ現地に赴く意味を感じなかったです(私は)。

 いや、ひきオタだからそもそも現場に行かないんだけどさ・・・。

 関係ないけど水樹奈々ちゃんの出雲大社のライブをテレビで見たときはそんなに音ズレ気にならなかったけどなぁ。

 そして見始めてから気づいたけど、これ堀川がおごえくん・・・涙

 相変わらず彼のパフォーマンスはキレキレで可愛らしくて音程も安定していました。そんなおごえくんでもちょっと音程危ないとこあったくらいだからやはり音響に問題が。

 個人的には三日月と堀川、ついで石切丸と兼さんは歌に安定感があるので安心して聴けます。

 らぶフェス2017もそろそろ配信してくれないかなー。

 そういえば、舞台版キャストで映画化が決まりましたね。これは胸熱。特典商法とかあるんでしょうか?参戦したい所存です。

 ちょいちょい話がズレますが、今剣ちゃんは安定のはしゃぎっぷりだったけど神の前で大丈夫だったんだろうか?主たちも盛り上げていいのか戸惑ってたよね。そういえば花丸の今剣ちゃんがなんか雅な話し方で好きです。

 そしておごえくんのドルメンXが始まるけども、関東以外の人はどうしたらいいんでしょう??配信をせめてお願いしたい。志尊くんも好きなので見たい。

 2・5見始めて2年くらいが経ちます。最近ちょっと義務感で配信買ってる気がするので心から観たい作品に出会いたいもんです。文ステはよかったです!文ステやハイネミュもシリーズ化してくのかなぁ。

 最近とうとう推しのラジオを聴かなくなりました。まぁ別に声が好きなわけでもないし話が面白いわけでもないし彼の最新情報を常に知ってたいわけでもないし。

 うえちゃんまたラジオやってくれないかなぁ?彼の軽快なトークは好きです。ってか歌手デビュー驚きましたよ・・・!

 まっきーはリハビリ、大変そうだなぁ。夏の刀ステ新作で帰ってきた三日月と共に観られるの楽しみです。

 感想よりほとんど関係ない雑談ばっかになってしまいました。一応観た記録で書いてる自己満記事なので大目に見て下さいませ。

 そろそろ視聴済み一覧でも作ろうかな、自分のメモ用に。

「さよならの朝に約束の花をかざろう」観てきた

 「さよ朝」観てきました。映画館若い子でいっぱいだったなー。

 私は岡田磨里さんのファンで自伝も持ってるものの、「ここさけ」がいまいち惜しかったのとファンタジーが苦手なのでレビュー見てからにしようと思ったら初日のレビューが割とよかったので泣く気満々で観に行ったんですよ。

 私は残念ながら泣けなかった・・・周りがすすり泣いてるのになぜ泣けないの私ww

 さて、そんな泣けなかった派の感想なので結構辛辣です。

 ネタバレ含みますのでご注意ください。

 筆者スペックは以下のとおり

 *岡田さん作品ファン(特に花咲くいろは、あの花、キズナイーバーあたりが好き)

 *ファンタジー苦手(名前覚えるのも苦手)

 *声オタ(今回は梶くんと細谷さん目当て)

 泣けるかどうかのポイントは今まで生きてきた中での経験やそこからくる価値観、思想の問題だと思います。子供がいる人とかはまた違うんだろうなと思う。

 観終わってからレビューなども見たんですが男女でも違う模様。私は男脳なんだなってくらい男性の方の意見に賛成でした。

 ファンタジーは苦手でもまぁそこまで観るの苦痛ではなかったです。舞台こそ西洋でも人間模様は割と安定の大河か昼ドラって感じの岡田さん節炸裂なので。

 ただファンタジー+岡田節となると今までの現代ものよりさらにウケる人の範囲は狭まるなぁと感じますね。

 個人的にはクリム(CV梶くん)とラング(CV細谷さん)がかっこよかった。私なら絶対ラングを選ぶわ・・・。

 クリムはレイリアのことをずっと好きで3度に渡り、攫われた彼女を取戻しに行くんだけどその一途さがどんどん病んでってマキアを攫ったり城に火を放ったりしそうになるんだよね。梶くんのヤンデレ好きなのでナイスキャスティングでした。最初は好青年からの病んでく感じが怖い。

 でもクリムに共感できるとかかっこよさを感じる人って多いのでは?

 レイリアは攫われた先の王子との望まない子供を妊娠してしまって、最初クリムが助けにきたときはマキアに「妊娠してしまったからもうクリムとは会えない」なんて気丈に振る舞って追手からマキアを逃がす。

 2度目にクリムと仲間たちが城に侵入した際に彼も死んだと思っていて、最後にクリムが助けにきた場面では「娘に会いたいわ」と言って彼と価値観が違ってしまったことを現す。そこでクリムは「それならここで一緒に終わろう」と二人の周りに火を放つんだけど、イゾルに打ち殺される。

 イゾルてめぇぇええええ!!!!

 流血しながら城の外の木にもたれかかって一人死んでいく。

 なんだったんだ、クリムの一途な想いは・・・涙

 最初のほうのクリムとレイリアの逢瀬のシーンで好きなCPきました!って感じだっただけにレイリアの態度がほんっとダメだった。私なら3回も助けにこられたら追い返さないわ。

 そして、タイトルの「花」はこの二人の逢瀬のシーンの花だと思ってたけど全然違ったのか・・・。

 クリム、もう生き返ることもないのかなさびしい最期だった。マキアが亡くなってる彼のまぶたを閉じに来てくれたのがほんのささいな唯一の慰めだったな。マキアはクリムに攫われて何年も監禁されてたと思われるけどよく憎まなかったな。

 ラングは少年だった頃にマキアに出会ってたぶんずっと片想いしてた人。一緒に牧場に戻って暮らそうと言うも「エイリア以外のことを考えるのは難しい」とフラれてしまう。いやーそのエイリアも別の女と結婚するんだからさ、マキアはここで受け入れとけばよかったじゃん。でも人間の男とくっつくのはやっぱ残される年月が長すぎるから残酷なのかな。このキャラは細谷さん十八番のいい人だった。ラングがマキアの家を訪れる少し前にクリムに攫われてしまうんだけどね。

 レイリアは最初の自由奔放キャラが好きだったので攫われてどんどん病んでいくのがつらかった。クリムとレイリアの救済ルートください!(切実

茅野さんはほんとエンドロール見るまで茅野さんだとわからなかったのでさすがです。しかしいささか茅野さんの無駄遣いなキャラではあった。

 最後、自分の娘に「あなたとの日々は忘れるわ」みたいなこと言い残して「自由になるわ」ってマキアの連れてきた竜に乗って帰ってくんだけど、なんだったんだろうか?感情がわからない・・・せめてクリムの死を悼んでほしかった。女ってこんなもんかねぇと女だけど理解できない。

 レイリアって結局その後どう暮らしてるのかわからなかったし。マキアもわからないけどさ。

 イゾルは何かレイリアとあったのか?なんかこいつが現れるとどんどんレイリアが不幸になってったよね。杉田さん・・・。まさかこいつとの子供だったってオチはないか?(ちっとも王子に似てないみたいなくだりあったから)

 娘のメドメルはなんか常に死んだような目をしてる女の子だった。

 そしてミド、ラシーヌの美女ボイスありがとうございます。結局ラシーヌ長老はどうなったんだよ・・・。

 そしてちょいちょい出てくるバロウのイケおじボイスもありがとうございました。平田さん素敵。ハーフなのにバロウがあんな長生きしてるんだから、マキアたちはいくつまで生きるの。もう不老不死に設定してくれればクリム死なずに済んだのにー!!

 そして一番むかむかしたのがエリアルでした。子供時代はまだかわいい・・・思春期以降の彼にはほんとむかつきしかなかった。唐突に「あんたのこと母さんだと思ったことないから」とか「俺じゃ守れない」とか言って、マキアの前を去ってってその直後にマキアは攫われたんだよ?その間に再会した幼馴染と子供作ってさ、なんなのこの男!

 絶対こいつは浮気する・・・と思いきや、娘を育てて奥さんのあとを追うように老いて亡くなるというね、普通の展開か。

 マキアへの想いって結局なんだったの??最後に「母さん」って呼ぶのと、「あなたが人を愛することを教えてくれた」で美談みたいになってるけどいつディタを愛したのかさえ謎だよ。

 そんでヒロインのマキア、この子も謎。感情が読めない。自分は子供産んでないのにディタのお産に立ち会ったり謎。最初の、子供を死んだ母親から奪い取るシーンとか母親の指明らかに折ってたよね?怖い。

 結局孤独は嫌だから自分より弱くて一人ぼっちのものを拾ったんでしょ?まぁここの設定否定したら話進まないんだけどね。

 あーこれ、メインのキャラに感情移入できなくて作品に入り込めないパターンだ。少女漫画とかでよくあるんですよ、私。

 特につまらなくもないけど、泣ける要素はほぼほぼないしキャラが何考えてるのかよくわからなかった。

 絵は好きじゃないけどそれは最初からわかってたことだし。曲はなかなかよかったです。

 でも、やっぱ独特なセリフのセンスが岡田さんの売りのひとつだと思うので今作はありきたりなセリフばかりなのも微妙でした。結局、ドロドロ展開で暗い以外岡田さんみがなかったように思う。

 人に勧めるかと聞かれればまず私は勧めないですねぇ。

 次回作はぜひ現代劇でもっと人物減らして丁寧に描写してほしいなと思います。映画だとやっぱ金銭分損した気分になるので、できれば深夜アニメがいいなぁ。

 そういえば声優さん、他の岡田さん作品に出演してる方が多いですね。梶くんは花いろのこうちゃんとかキズナイーバーの主人公とか。みゆくんはじんたんだし茅野さんはめんまだし。細谷さんはここさけに出てたし。

 あ、エリアルは総合的に無理でしたがみゆくんの思春期の少年のお芝居はやっぱ好きです。

 あ、余談ですが先日知人の男性に「言の葉の庭」(新海監督の)いいですよね!って言われたんだけど私ぶっちゃけこの作品大嫌い・・・男性受けはいいみたいですがね。反応に困りました。みゆくん主人公だったから思い出した。

 そういえばヒロインのマキアの声、くせがあるって言ってる方が多かったですが私は漠然と花澤さんにちょっと似てるな?と思いました。不老の少女らしさを出したかったんでしょうね。

 あと、「花いろ」のホビロンとかみたいなギャグも現代劇じゃないときかせにくいのかな。やっぱ岡田さんには現代もの書いてほしいです。

 泣けなかったモヤモヤを文章化してみたら長く不満を綴ることになってしまいました。

 最後に、梶くんのクリムよかったです。しんどい。

岡田さん関連作品の感想記事はこちら↓

 

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舞台「文豪ストレイドッグス」dアニメ配信版感想

 こんにちは、かのです。

 週末に2・5観るのが先週から習慣になってる??

 ライビュに行きたかったのですが行けなかったこちらの作品、dアニメでのレンタル配信がスタートしたので高いなぁ(ライビュと1000円くらいしか違わないのに視聴期限は3日しかない)と思いながら、やっぱ観たかったので購入しました。レンタル購入は初でしたー!

 グッズのブロマイドの通販締切がもうすぐなので作品先に観ておきたかったので今週早速観ましたw

 私はこの作品は原作コミックを途中まで読んでまして、アニメ版は少し観ただけの知識です。原作では太宰さんが好きです。NL脳なので谷崎兄妹とか敦くんと鏡花ちゃんも好き。

 キャストさんは数名観たことがある方がいる程度。

 お目当てはうえちゃんの中原中也でした。ビジュアルがかっこよすぎ!

 鳥越くんはペダステや刀ミュで観ていて、お芝居がとても好きな役者さんなので座長なら安心感あるなと思ってました。

 輝馬さんは生執事とか刀ステ初演で観てます。Sっけの強い役がお似合い。

 橋本さんは刀ステの貞ちゃんしか観たことはない気がするけど最近人気作の出演が続いている印象。

 他のキャストさんも一通り出演作を調べてみたんですが他作品で観たことのある方はいなかったです。女性キャストが多いけどアイドルがいないのがちょっと意外。

 ここからネタバレ含みますので、これからご覧の方はご注意下さい。

 全体的に、原作に忠実かつ原作のスタイリッシュなイメージをよく守ってる作品でした。

 演出は異能の表現をモニター、照明、音楽で見事にされていて、アンサンブルというかもはやダンサーさんのダンスも見事に相まってすごかったです。ダンサーさんに女性がいるのも珍しい。

 尺も編集版だからなのかもですが、2時間少しでちょうどよかったです。

 キャラでのあいさつがあったのもよかった(カテコ大好き人)

 衣装やメイクも素敵だった。特に中也と太宰さんのアイメイクがとても似合ってて素敵でした。(推し中の人と推しキャラだからガン見してたw)

 原作のギャグがほどよくある感じも再現されてたし、シリアスも重過ぎなかった。

 アクションもキャラによるけど、敦や中也はあったほうかな?

 鳥越くんめっちゃ踊ってたけど、踊れるって知らなかったので驚いた・・・鏡花ちゃんとのデートシーンかわいくて好きです。アニメ観てなかったので曲がわからなかったけど。

 そんな感じで脚本や演出、全体的なところは綺麗にまとまっていて舞台初心者にも見やすい感じの作品でした。ハイネもこういう感じだったな。

 虎と社長は結構驚きましたけど、見事でしたww

 キャストさんは出番に結構偏りがありましたが、人数も多いし、原作に沿ってるので許容範囲内かな。乱歩が若干?優遇されすぎてた気もするけど。

 お目当てのうえちゃんの出番が少ないのは予想してたし、少ない出番でちゃんと爪痕残してってくれたので満足です。Kステ以来のオラオラ系だった。キャラ的には自分の好みではないんですがビジュアルの美しさや、身長低いのに声も低いのがぴったりな役でしたね。

 今回メインは敦や賢治も小さめだけどそれぞれキャラが違っていい!

 Kステやダンステみたいな男女混合の作品が好きなのでキャラのバランスは大事です!

 続編でいつか中也メインのスピンオフとかあるのかな?原作の途中の巻までしか知らないので派生の知識が全然ない・・・。

 そして、多和田さんの太宰さんとてもよかったです!

 本編前のおまけコメントで既に、いい声の人だ・・・身長高い・・・と期待値上がってたんですけど、お芝居も太宰のクールさとふざけてるときの抑揚のつけ方がうまくて素敵でした。ビジュアルもよかったし。声って大事だなと思いました。私、アニメの宮野さんの太宰がちょっとしっくりこなかった(原作のイメージと個人的に違った)のでアニメに寄せて声作ってなかったのが、よかったのかも。原作読んでイメージしてた太宰に近い印象でした。

 逆に谷崎兄あたりはアニメの豊永さんがしっくりきすぎてたので、舞台はちょっとイケメン成分足りないような影薄いような気がしました。ナオミはキャラの濃さが忠実でよかったですw

 鏡花ちゃんはルックスからもっと高い声を予想してたんですが、低めでしたね。話し方に合っていたからよかったとは思います。そして顔がめっちゃ好みです、ありがとうございます・・・!

 国木田さんはもう合わないはずがないと予想してましたが、やっぱよかったです安定の輝馬さん。ちょっと噛みがちだったかな?

 噛みといえば乱歩・・・なぜそんな大事なとこで噛むんだよwwwwわざととしか思えなくてかえって笑いましたけど!さっきも書いたけど出番がかなり優遇されてましたね。まぁ武装探偵社側の人間であまり目立った出番がないのは彼と賢治くらいなので適任だったのか?

 開演前のはアナウンスにしてもよかったように思いますが。

 アナウンスなら他の出番が少ないキャストが担当しても不自然にならなかっただろうし。

 賢治はとても可愛い声でした。アニメのキャストさん存じないんですが寄せてた感じですかね??

 与謝野さんは、声やお芝居はよかったんですがアップになるとちょっと顔がかわいい系かなぁ?といった印象。

 樋口さんがまた好きな声質の方で、芥川先輩大好きなカテコがめっちゃかわいかったですww

 芥川の橋本さんはやっぱ個性的なキャラが大変上手な方ですね。メイクもすごく原作にそっくりだったし、ラストの敦とのバトルはヒステリー起こして羅生門連発する精神年齢の幼さが人間らしくてよかった。

 実際人間がお芝居をするときってやっぱ感じ方がアニメや漫画と変わりませんか?

 今回敦と鏡花のエピソードがメインにありました。とても好きなエピソードなんですが舞台で生身の役者さんが演じてるのを観ると、この二人って結構勝手な言い分通してたんだなーなんて思ったり。原作では泣けるほうが強く感じたんですけど。どちらもそれぞれにいいと思います。感じ方が変わるからこそ両方観る意味があると思いますし。

 そんな話をしたところで鳥越さんの敦。うえちゃんにいじられてましたが、確かにビジュアルはな・・・そっくりとはいかないけどもw

 彼の演じるキャラって原作に忠実派ではなく自分の味も入れていく派だと以前何かで読んだんですが、私は彼の表現が好きです。

 二次元では主人公で恵まれない境遇のキャラクター、アニメ版は上村さんの声が可愛らしいのでかわいい系キャラでした。舞台版は結構いい意味で普通の男の子だなって感じました。自分に守る力がないのに鏡花を助けようとしたりね。鳥越さんが演じると人間味が強めに出るので面白いと思います。あと、やっぱ笑いのセンスがさすが関西人。うざくないほどほどの感じで入れてくるのが好き。真ん中にいてくれてこの作品をぐいぐい引っ張ってってくれてるのが強く伝わってきました。

 余談だけど刀ミュ新作も鳥越さん安定見たさに視聴しようかと思ってます。

 キャスト陣は2・5の経験がある役者を数名配置していてバランスがよかったと思います。新人さんは出番の少ないキャラだったので下手だなとか気になることもなかったですし。

 あ、中也のお嬢様かわいかったですww

 お辞儀のとき帽子落ちないように軽くしか頭傾けないのも見逃さなかった。

 きっとブロマイド買ってしまうと思う(ちょろい)

 せっかくdアニメ入ったので刀ミュ厳島を見逃しまくってたので観たい。ハイネもライビュ行ったけど見直したい。今月の週末足りるかしら。

マスミラ本編BD鑑賞後の戯言

 こんにちは、かのです。

 マスミラBDやっと本編を観ました。ライビュ観て以来なので半年ぶりくらいかな?ネタバレ・辛口含む感想とまではいかない語り記事です。ご了承下さい。作品の感想はライビュ記事にて書いております。

 

 

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 見返してみての感想。

 染さまは本当に滑舌が悪くて歌が下手というか音感というものがないな!

 私は彼の顔とファン心の掴みテクが好きなんだと友人に公言するほどの顔ファンですが、普段は在宅なので静止画(ブログやついった)と音声(ラジオ)でしか彼のことを見聞きしないわけですよ。

 なのでこうしてお芝居してるとこ観るとそこは毎回気になるよね・・・。それでもあのオーラ、存在感そういった面は武器だと感じます。

 お芝居してる彼を見て、あれ?私大丈夫か?と何度も思っては忘れてきたよね。ブログは日課になってるから見るけど(やっぱ今日も美人やなと思うけど)ラジオは正直惰性で聴いてるとこある。

 推しについて改めて考える時間が必要な気がしてきた。

 あ、私の推したい俳優あと2人がまっきーとうえちゃんなんですけど、やっと「文ステ」のレンタル配信日が決まったそうなのでとても楽しみです。うえちゃんのビジュアル素敵すぎてやばかったから。

 結局推せる俳優が出てても全部の作品観たいわけじゃないし特に今は推しがいらないのかな私。声優の推しがいたときは出てるアニメつまんなくても必ず見てたもんな。

 今はいろんな趣味に軽く広く取り組みたい。

 そして、コスメおたくとしてどうしても欲しい限定コスメがあってそのことがさっきから頭を離れないです。

 ソシャゲも最近疲れてきたから参加減らしてるけど結局暇でやっちゃうんだよなー!ww

 マスミラに戻りますね!最近染さま追ってるとよくもっくんに遭遇するんですけど、彼は本当に歌もお芝居もいいし、漫画に出てくるようなイケメンで素敵ですよね。ちょっと闇を感じるとことか危うさもファンの人にはいいのかも。

 もっくんがアメリ出るって聞いてファンでもないのに嬉しくなりましたね!映画が好きで。アメリはまゆゆ情熱大陸でちらっと出てましたね。原作の話題性とまゆゆ初舞台に加え相手役がもっくんとかほんと松田Pキレキレだわ。

 あ、もっくんといえばらぶフェスの配信も観たかったけど期限ないから先に文ステかなぁ。先日友とカラオケで勝利の凱歌歌いながらPV見て、もっくんの村正の美しさについて語り合ったよねw

 そして田川くん。BDで冷静に見返すとシーノ(表)のときはイントネーションがちょっと気になる感じはあったけど、シーノ(裏)の瞳孔開いてるときの演技が経験浅い人には見えなくてやっぱ総合的にいい役者さんになりそうだなと。そしてカテコ挨拶での礼儀正しさと天然がほんっと神の所業で可愛い。抱きつかれるの許しちゃってる染さまも大概w

 3人ともついったフォローしてるので今後どんなお仕事決まるか楽しみです。マスミラは箱推しだ!!(こうして安易に推しという言葉を使う奴)

 見返して気づいたのはジェルマンの杖にどくろがついてることでした(おい

 あ、あとやっぱジルの兄貴の銃乱射するとこがスカッとして視界が開ける感じで大好きですw

 オートマータは映画館で観たほうが怖かった・・・。

 やっぱ暗さも強いのだけどなんかジャンプ的なノリを感じるストーリー展開なんですよね。

 アインザッツの虐待シーンとかオートマータは2回目は見慣れてダメージ減でしたし。

 鬱展開苦手な人にもあきらめないで最後まで見てほしい。脚本とても素晴らしいのです!

 音楽もエレガだから最強。染さまが音はずしてすみません的な。もっくんの歌は本当聴きほれるのでサントラ買わないけどアインザッツの曲だけ単体で買えないかな?

 エレガの関わってる方々のお名前がA3と同じ方でどうりで素敵なはずじゃんかと思いました。

 A3舞台についてはお墓を建てたい所存です・・・私には無理だった。基本的に役者育成型のテニミュ方式があんま好きになれない入り込めない人間なんだろうな自分。

 でも、まっきーのあんステはそろそろ観たいので配信か日テレプラスさんお願いします・・・!Knightsのキャスト安定しすぎてずるいよね。

 そういえば文ステのレンタル買うのにdアニ入会しなおすからハイネミュ観れる・・・!ライビュが最前列で見づらかったから見返したかったんだよね。観たい配信が多くて休みが足りぬ。

 おうちでお菓子とかお茶用意して休憩しながら舞台観るの好きだから、舞台観る日は1日オフにしたい派なのでなかなか消化できない。

 あと先日こちらを読みまして。推しをこんなふうに愛してみたいと心が洗われました。以前の記事でも紹介したかもだけどハマってるドルオタ漫画。

 

 

  同性のアイドルで今は推しメンが不在なのでこのまっすぐな愛が羨ましい。でも、この漫画では男オタも女性アイドルにすごくまっすぐな愛を注いでるよね、尊い

 あ、同性なら声優の上坂すみれちゃんはずっと長いこと好きです。ただ、推しなのかと言われるとよくわからない。私はすみぺに何を求めてるのだろう?

 あ、プチミレディも好きです。

 推しとは・・・考えると深みにはまりそうなんで好きなもんは好きで何が悪いのじゃの精神でいきたい所存です。

アイドルグループを去っていく推し・残される推し

 こんばんは、FINAL CUTの録画を忘れたかのです。月曜日に祝日なんてあるから曜日感覚がくるったのかリアタイも忘れてました。

 そして課金しないと見逃し配信が観れないそうなのであきらめます・・・。せっかくドラマ盛り上がってきたのに。

 今日のネタはジャニーズなら担当・女性アイドルなら推しと言いますね。

 そんな自分の応援しているアイドルが卒業・脱退したり、推しがそれを見送る側になったときのファンの心境を書いてみたくなったので書いてみます。

 まずはじめに、私が推す人はなんか・・・脱退率が高い。

 アイドルでもバンドでもです。ごめん、私が君らを推したから(違う)

 そんなジンクスをなかば信じるくらいには、推してきたメンバーの数も辞めていったメンバーの数も多いわたくし。

 最初が中学の頃に担当だったジャニーズ某氏です。テレビの中の人間に初恋をしてしまったのかというレベルでその子が好きで、将来も楽しみにしてました。あえて名前を伏せていますがわかる人にはわかる書き方ですね。

 未成年の飲酒、器物損害で彼は所属していたグループを追われました。確かにやっちゃいけないことだ。でも、当時も今も私は社長を許せない。だって、未成年をグループ掛け持ちで酷使して心身ともに参っていて、それで酒飲んで暴れたから将来終わりですか?

 あとね、おかしいと思うのがここの事務所は社長のお気に入りとそうでないメンバーがいるから、気に入られてる子は結構なことやらかしてもニュースをもみ消したり金でメディアをどうとでも操作するんです。

 掛け持ちなんてさせてたのになんで私の推しは守ってくれなかったんだろ。

 その頃、自担の所属してたユニットよりも好きだったのが亀梨くんのいるKAT-TUNでした。ジュニア時代から人気のあるユニットで自担の出演する番組に彼らも出てパフォーマンスを見てるうちにファンになり、グループとしてのカラーやライブのかっこよさ、演出にハマって実際に学生時代地元の公演に何回か通いました。

 そんなKAT-TUNも今や亀梨くん、中丸くん、上田くんの3人。今年から活動再開になったものの、休止中はもう復活はないのかなと思うこともありました。それぞれ脱退した理由は違うし褒められたものじゃない理由もありました。でも、もし全員が残っていてくれたらの「もしも」の未来を思い描くことがたまにあります。

 それが叶わないのはよく知ってるし、アイドルにもそれぞれの人生や幸せがあるので仕方ないとも思うのです。でも、ジュニア時代一番かっこよかった時期の彼らのライブのDVDを今でも見てしまう私がいます。

 ジャニーズの場合は、KAT-TUNやNEWSの前までは大量のメンバーが脱退する事態ってなかった気がします。一人辞めたとかはあったけど。

 ジャニーズの場合は脱退があってもジュニアから補填したり新メンバーを加入させたりグループ名が変わることはメジャーデビュー後はありません。

 国民的アイドルグループであったSMAPの解散があり、私は悟りました。天下のジャニーズでも永遠はないんだなと。

 ここまで男性アイドル(というかジャニーズ)を見てきましたが、次は女性アイドルを見ていきます。

 私の一番古いアイドルおたくの時代はSPEEDファン時代です。このユニットは人気絶頂期くらいに解散しました。最近は解散ってバンドでしかきかないような??

 その後応援してたモーニング娘。は今のスタイルのようにメンバーの「卒業」「新規加入」がありました。大人数アイドルの(平成の中では)さきがけ的存在だったように思います。

 私はハロプロには特定の推しメンがいなかったのでここで一喜一憂したことはないんですが、初期モー娘。メンバーで芸能界完全引退した人っていなかったような??(あいまいですみません)

 女性アイドルは大人数のグループが主流になる一方で、少数精鋭で活動するユニットも地下などを中心に多数存在しています。ソロアイドル見なくなったな。

 大人数グループのメンバーの卒業は、素直に今後を祝福することができるのでいいと思います。(女性は年齢や結婚の問題もあるので)

 一方で固定メンバーで活動しているアイドルグループは、インディーズ時代にこそメンバー入れ替えがあってもメジャーデビュー後にはあまり入れ替えがないイメージがありました。

 そんな中、でんぱ組.Inc最上もがちゃんの脱退。私はえいたそ推しなので、推しはグループに残される立場なわけですが・・・やっぱり私は推しメン個人から応援するようになったわけではなくて、グループから興味を持って推しを決めた人なのでこの出来事はショックでした。

 何やらメンバー間のトラブルがあったようにも思うし、表向きの体調不良の事情も本当だと思います。

 でも、私はヒャダインさんが作ったWWDを歌う彼女たちが好きでした。ストーリーもあってこそのでんぱ組だと思うんです。

 脱退だけなら時間と共に向き合えたかもしれない。

 けれど、でんぱ組には新メンバーが加入しました。なぜかイメージカラーもニュアンスは違えど既にいるメンバーとかぶってるし。そして掛け持ち!?

 掛け持ちで自担を失うことになった私としては、これは一番許せなかった。

 そんな甘い態度で勤まるものじゃない。新メンバーじゃなく大人が悪い。

 そもそも補填をする必要があったのか?固定メンバーグループのよさは各メンバーの個性やメンバー同士のつながりでしょう。そこに後輩2人入れるって最初から上下関係できるやつ。

 私はその時点で反発しか気持ちが出てこず、でんぱ組の応援を辞めました。それでも推しのツイッターは見てたけどもういいかなって思います。

 そして、その数か月後にももクロの有安の引退報道。

 こちらは突然の発表で強行スケジュールでお別れライブがあって、わけがわからないまま終わってった感じでした。いまだにCMで今いるメンバーだけが映ってるの見るとロスを感じます。

 今回はももクロでの推しだったのででんぱのときとはまた違いましたし。

 私はドルオタとして、メジャーデビューはそのグループに一生捧げる気でやるものだと思っていたんです。(固定メンバーの場合ね)だってジャニーズ見て育ったから。

 しかし、有安だけではなく最近は芸能界を一切引退して別の人生を選ぶ女性アイドルの方が多数いますね。ももちや西野七瀬さん(乃木坂)など。

 だから、時代は変わったんだ・・・

 一般企業の終身雇用崩壊と同じく、女性アイドル界にもそういった考えを持つことが当たり前になってきたんだ。

 男性アイドルの場合は芸能界に残っていくパターンが多いですが、生活のためでしょうか。

 自分の人生を考えられる賢さ、流されずやりたいことに向き合う姿勢は同じ女性として素晴らしいと思います。

 でもファンとしてはどんな気持ちかというと、人としてその子の人生を応援してあげたいけど、やっぱメンバーと共にアイドルを続ける彼女をもっと見たかった。私はそう思ってしまいます。

 固定グループのメンバー卒業が当たり前の時代になれば、「いつか推しも引退してしまうかも」という姿勢で応援すればいいのかもしれませんが・・・まだ浸透していない今では少しそう考えるのは難しいかもしれません。

 推しとのお別れは、卒業や脱退以外でもいつかは来るものなんですが・・・自分の熱があるうちにすっぱり線を引かれてしまう感覚はやはり寂しいですね。推しへの熱がなんらかの原因かあるいは自然に冷めたとしてもそれはファン側の都合ですから気持ちの整理もつくんですが。

 私はころころ推しを増すし変える人間なので、軽いショックですが私みたいなミーハーじゃない方はさぞお辛いと思います。

 そして残されたメンバーの気持ちを思うとまた、こみ上げるものがあります。

 一般人の友情だって永遠はないですけど、いつかお別れがきますが・・・

やりきれないんじゃないかなぁと思います。

 プライベートでは、卒業しても元仲間として繋がっていられるとしても、ファンはそれを見れないですからねぇ。

 結局は大人たちが納得できる形でグループの今後を考えてくれるのが一番大切だと思います。ももクロは改名でざわついてましたし、新メンバーなんて野暮なことは絶対やめてほしいですね。むしろ個人の仕事が増えているように思うので個々の力を今は育んで今後の芸能生活を考えるいいきっかけになればなと思います。

 そして、SPEEDのような解散も今の女性アイドル界にあっていいのかもしれないと感じました。

 有安には、今までたくさんのももクロとの思い出や素晴らしい歌とダンスを魅せてくれたことに感謝を込めて。幸せな人生を送ってほしいと切に願います。