「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝感想

公開日に観に行ったのでだいぶ遅くなりましたが、ずっと書きたかった記事。

テレビシリーズは放送終了後に作品の評判をきいて拝見しました(Netflixにて)

京アニ作品であることに加え、内山くんや戸松ちゃんが好きなので出ているのも大きかった。

けど、主演のヴァイオレット役の石川由依さんの演技がとても素晴らしかった。

TRUEねえさんの主題歌もよかった。

なんといってもストーリーが毎回とても泣ける。

軍人だったヴァイオレットの設定で男性向けと思っている方がいたら(かつての私)もったいないのでぜひ先入観なしにご覧頂きたい。

アニメシリーズは軍人ではなく人間として生きることにシフトしていかなければならない彼女の物語です。

好きなエピソードはアンの手紙とお姫様の恋文の話。

今回の来場特典でお姫様の小説引けたの嬉しかった。

 

otomegokoro-teatime.hatenablog.com

 

 過去記事にめいっぱい想いを込めていたのでこちら参照願います!

 ここから映画の感想。

 

  今回は大好きな悠木碧ちゃんが新キャラとして出るのがお目当てでもありました。

 今回は離れ離れに生きなくてはならなくなった姉妹の姉と妹それぞれとの関係性が前半と後半で描かれています。脚本も違う方がそれぞれ担当されているようで、タッチの違った前後編で見やすいです。

 私はたぶん最初のほうから泣いていました。

 パンフの表紙になっている騎士姫さま衣装のヴァイオレットも本編を観るとわかるのですが、貴族に引き取られた姉のイザベラ(エイミー)の家庭教師を命じられてダンスのペアを組むことになるから男装なのです。ダンスのシーンは美しい映像と二人の密かな会話が心を通わせてきたことを象徴する名シーンになっていました。

 後半は妹のほうが郵便局員を目指して街に出てくるお話。

 幼すぎて薄れていく記憶の姉がやさしかったこと、配達人の届けた手紙、郵便配達の仕事の意味。そういった内容がメインで前向きな元気の出るお話でした。

 ぼさぼさ髪で男の子っぽいのに無邪気な可愛さのある(境遇を考えると無邪気でいられるのはすごい)テイラーが可愛い。これはあおちゃんのお芝居の力が大きいと思います!(信者おつ)

 後半はベネディクト(内山くん)も大活躍なので女性陣もぜひ観てほしいです!

 また、パンフに載っている原作者暁先生のお言葉も涙が出るくらい尊いです。

 永遠についてなんて考えたことはなかったな。

 今あるものが当たり前と思わないことくらいなら私にも考えられそうです。

 観てから時間が経ってしまったので薄っぺらい感想しか残せなくて情けない。

 パンフももっと開いて読みたいのに一読して飾ってしまったまま、これを書きながら少し開いた程度。

 エンドロールに作品に携わったスタッフさん全員の名前が特例で残された作品であり、何度も見直して事件を風化させない象徴となりうる作品です。

 ぜひこれからもより多くの方にご覧になって頂きたい作品でした。

 ぶっちゃけ「境界の彼方」の映画版は微妙でしたが、今作は作品としてとても評価に値するものでした。なのでそういったひいき目なしにも名作でした!

 すぐに感想書きたかったです・・・。