「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

劇団山本屋20周年記念公演「ハイイロノクロ」特別生配信イベント「Alive of Haiiro No Kuro」感想。

 久しぶりに笑ったり泣いたりした、そんな幸せな夜でした。

 2時間弱の長い時間たくさん楽しませてくれたキャストの皆様、主宰のタクさんはじめ配信スタッフの皆様など関わって頂いたすべての方に感謝致します。

 普段はあまり阿瀬川くんのオタクですって言ってないのですが(私の発言で彼のファンは残念だとか思わせたら嫌だからです。阿瀬川くんは素晴らしい役者です!)

 阿瀬川くんがご出演されるということで、私は今年いっぱいは遠征を自粛しようと思っていたのでチケットこそ取っていませんでしたがこの舞台の存在は存じていました。

 山本屋さんの舞台は今まで見たことがなく、小劇場系の舞台も松崎史也さんのスぺプロ作品を映像で観たくらいの普段は2・5次元舞台ばかり見ている女です。

 今回は本当にいろんなことがありましたね。

 阿瀬川くんもファニコンで常に自分の気持ちを伝えてくれたこと、とても印象深いです。

 舞台クラスター問題などもあり、自分なりに思うこともあったし、阿瀬川くんの気持ちも自分なりに考えてみたところ、それがこの作品への応援の気持ちとなって

 今夜の配信チケット、そして支援パックのほう購入させて頂きました!

 

 さて前置き長くなりましたが、今夜の配信の内容は本当に想像がつかなくて

 阿瀬川くんが「セリフとかは言わされると思う」とファニコンの配信で仰ってたので期待値高めでドキドキしながら参加させてもらいました。

 またzoomのファンキャスさん通しての配信も初だったので設定とか気にしながら、自分も時代の波に追いつけてないなーなんて思いながらの視聴でした。

 

 最初のシーン。そこから自然と涙が溢れてきました。

 今まで好きなことを応援することを規制されていたこと、なんのために生きているんだろうといった虚しさを代弁してくれるような素敵な言葉たちでした。

 群読という手法を山本屋さんで使うというお話はファニコンの配信で知ったのですが、実際聞いてみると言葉に強弱が増しすごい手法だなと感じました。(漢字合ってるかな?)

 あれは最初からコロナで脚本書かれていたんでしょうかね?

 ツイッターのあらすじでは本編のデウスのほうが使われていたのでどうなのかな?

 (批判の意ではなくコロナにしてくれてよかったですという思いです)

 

 そこからのワークショップコーナー、稽古場の楽しい部分を切り取って見せて頂いているようでなんていうか「初めて見た」ものでした。

 キーワードを身体を使って全員で表現するもの。

 これはチームプレーですよね、みんなの感性を持ち寄ることとか全体を見ることが重要そうだなと思いました。

 子供とかは得意そうですが、きっと大人になってしまった私はやれって言われてもできないかな。

 そのキーワードを使って物語を完成させるというパートでは、我らが阿瀬川くんが見事なロマンチックストーリーを語って下さり、二番目の中野さんのを見ながらやっぱ難しいんだなこれとうなってしまいました。

 最初は何が始まったかわからず阿瀬川さんはけたな?と思っていたら、お話が始まったのでびっくりしましたww

 

 ワイワイ楽しい雰囲気になったところで、まさかの宣伝コーナー!

 TMR懐かしい・・・ゆずも懐かしい・・・。

 動きを表現する役者さんに声を担当する役者さんに分かれてのコーナーで阿瀬川くんは2回とも声のほうでした。

 タクさんの宣伝のあとにちゃっかり自分の紹介も入れてくるのお茶目さんww

 どちらもすごく面白くて爆笑のあまり顔が赤くなりましたww

 

 後半は色の表現のコーナー。色とシチュエーション(場所?)を一人に人が言い、一列に並んだキャストさんたちが思い浮かぶ単語をひとつずつ言っていきます。

 最後に指をさして「なんだっけ」と聞いた人の言葉が一番好きと言い、指名された人が次の親となります。

 この表現方法は後半のシーン作りのために行われたようで、後半にも主人公とキヌさんのシーンや主人公と恋人のシーン(驚きの事実が)とバンドマン3人のシーンがありました。こちらで語りとなる人物が親となって展開します。

 ニマクの真相は語られなかったので(途中までしか)いつか完成した舞台上では語られるのでしょうか。

 記憶が持たないって辛いんだろうなってせつなくなりました。

 海外に行って絶望にうちひしがれたニマクとキヌのシーン、全力でよかったです。

 

 最後になんと、阿瀬川くんがアコギを弾いてキャスト皆さんで「デスペラード」を歌います。彼のファンのみんな「ここで伏線回収か!」って絶対思ったでしょ!?

 最近稽古のときによく聴くお気に入りの曲って配信でお話されてたんですよ。

 タクさん案か阿瀬川くん案か気になるところですww

 阿瀬川くんの歌声優しくて本当に好きです。

 いつもこっそり部屋配信でギター練してるのにステージで演奏してて感動した。

 きっとバンドマンのシーンにはたくさんギターを持って出る予定だったんだろうなと思うと、やはりこの役は絶対に阿瀬川くんに演じてほしいと思います。

 タクさんのツイッターに送るしか。w

 

 最後はキャストさん一人ずつからご挨拶。

 皆さんの想いがとても伝わってきました。

 ここでまた涙してしまって笑い泣きみたいな変な顔になってた私でした。

 余談ですが、笑い泣きの表情のときが一番涙袋がぷっくり現れるそうです。

 PCの画面越しにそんなくだらないことを考えてました。

 

 阿瀬川くんの紡ぐ言葉が本当に好きです。

 今夜の挨拶も「ネガティブなほうだから、ポジティブな言葉を言うようにしている」彼なりの精一杯が詰まってました。泣いてしまったね。もらい泣き。

 ファニコンでも文章で想いを綴ってくれたけど本当の想いが今夜の言葉だったのかと思っていました。やはりご本人の顔を見て声を聞いて耳に入る言葉が一番の真実なんだなーと思いました。

 肝心な言葉が今出てこないからアーカイブ待ちます。

 

 皆さん、口元が覆われるシールドをつけての長時間のお芝居ほんとに大変だったと思います。お疲れ様でした。

 この配信のお芝居のラストを見て、「どうせ生きてるならやりたいこと全部やっちゃおう」と気が大きくなれる瞬間が確かにありました。

 その気持ちをどうか持ち続けたいです。

 個人的にはキヌさんの「身体と心の病気になってしまった子供の母親は自分を憎む」ってニュアンスのセリフ。刺さりました。

 私は母に「産まなきゃよかったのに」って言ってしまったことがあるし、「じょうぶに産んでやれなくてごめんね」って言われたことがあります。

 心の病気は子供の頃から抱えていて、大人になった今も普通の大人のように生きれません。ひどい言葉をあびせてしまった。でもまだ気持ちを切り替えることもすぐにはできないので、少しずつ母に感謝というか思いやりを持って接することができたらいいな。

 私事に脱線しました。

 

 感想よりはレポ多めになってしまい、感想失格ですがこの高ぶる気持ちを誰かと共有する前に一人で向き合いたいと思ったので記させて頂きました。

 消化できたら阿瀬川くんファンのみんなと共有したいし、お手紙にも書きたいなと思っています。

 殴り書きのため誤字脱字ありましたら、すみません。