「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

他界は冷めていても失恋のような虚無感を伴うと感じる。

 お久しぶりの更新です。ただの他界する女の戯言なので自分以外の誰かが読んで意味があるのかはわからない。

 ただ会員の誕生日恒例の私信が送られる前夜に、眠れなくなった私に届けばいいと思う。私のような人に。

 他界するのはつらいよ。泣いてもいい。

 私にとってはリアコじゃなくても認知されたと調子に乗って、いろいろ尽くした女の失恋のようなものだよ。

 人に期待してはダメ。

 肝に銘じていたはずなのに、お花畑だったな。迂闊。

 

 昨年のクリスマスに推しと「推しが見せたい自分の姿」と「おたくである私が見たい偶像」の解釈違いを起こしました。

 価値観の相違は仕方のないことだけど、「それ以外」の「不満」がどんどん積もっていった。

 毎日コメントをつけることをやめて、出演しているイベントの配信とかも見なくなった。それでも我慢しているときは投稿を見ていいルールにしてた自分の中で。

 前回の記事のように思わずコメントつけたこともあった。

 でも「何か」を「推し」がアクション起こしても配信やってても「湧けない」自分がいた。

 所謂「冷め期」だ。今までもプチ冷め期は何回もあった。

 

 もうずいぶんと前から「推し」に「何も返してもらっていない」と感じていた。

 彼は正月があけてからやっとプレゼントや手紙を受け取った投稿をしてくれた。

 たぶん私の手紙は読んでいないだろうな。(今となっては事務所の人に捨ててほしい)

 そのときに彼の投稿に「何も返せてないのに」と書いてあった。

 それを見て私は「(推しくん)わかってんじゃん」と思ってしまった。

 

 舞台以外でも去年がんばって続けていた、FCの生配信も弾き語りも、朗読も何ひとつやってくれなくなったじゃん。

 この~してほしいっていうのがもうとんでもなく私のエゴなんだよね。わかってる。

 

 そして誕生日を祝う私信投稿も私の日は、絶対グルチャで他のオタクのメッセージ見るまで忘れてたやつ。

 そして当たり障りのないコメント。私信ですらなかった。

 半年間、私は君にそんなに何もしてあげられなかった?印象に残らなかった?嫌いだった?

 まぁもう一人お誕生日の人がいたから個別に書いて差が出るのも面倒だったんだよね。

 

 でもこれがコワイと思ってた未来で、「推す」ことは認知や私信じゃなくてもステージから返してくれればよかったのに君がステージを避けるから。(私の推している舞台俳優はコロナで何回か中止を食らってから仕事を断っています。今年もそんな感じでやっていくみたいです。)

 やっぱ時間やお金を割いて、推している以上「パフォーマンス」だったり「芝居」だったり本職で返してほしいと思うわけですよ。

 「存在」とか「笑顔」とか「今日も息をしている」ことがお返しだとは私は思えないオタクだから。リアコじゃないから。

 でも君の私信?は私が君の誕生日に言った言葉だったね。明るい勘違いをするならそうだね。もっと具体的な思い出エピソードがほしかったなんてわがままだね。

 

 つい推しと何かあるたびに話を聞いてくれてた友人にLINE飛ばした。

 何があったの!?と心配させてしまった。

 客観的に見た彼女がなんて言うか、間違ってないって私を肯定してくれれば救われる。だって私の夢女ぶりものろけも聞かされてた子だから。

 私は推しより友人のほうが大事だから。

 

 推しのこういうところが「だから売れない」んだなーと思ってしまった。

 今度応援するなら、ステージの上でうまく私を騙して、ちゃんと売れていける人で、顔が好みで、歌が上手で、週刊誌に狙われない人がいい。

 そんな理想完璧な推しなどいないことはわかってる。

 ツイッターとかの露出もそれなりに欲しいし、配信とかで姿見たいし、私は有象無象になりたい。

 そんなの一人の推しに務まるわけがない。

 だから傷が薄くなるまで、ダメージを笑えるようになるまで生身の人間は推さない。

 ゲームが私の「好き」だ。時間を溶かすのがたまらん。

 

 今読んでいる文庫本に「恋愛とは価値観の合う相手を好きになること」だと長続きしないし苦しいと書かれてあって、確かに私の推しとの関係はいつもこうだった。

 どうせわかりあえないならちょうどいい距離感でお金をかけられるのが、やっぱいいのだ。私にはそれしかわからなかった。

 推し活は恋愛ではないけど、ギブ&テイクではあると思う。

 グッズやチケットにお金を払って、売れていく過程で夢を観させてもらうとか、素敵なお芝居を見せてもらって泣いたり頑張ろうって思えたり、ゆがんでいないオタ活とはきっとそういうものだったはずだ。

 

 友人がことの顛末に「舞台に立ちたくても立てない人もいる」「舞台に立っている姿を楽しみにしているオタクがいるのに」と言ってくれたので、私はもうぼやくのやめます。

 ロスってたはずが、ただ疲労が残った。

 他界もつらいよ。見捨てる(言い方)決別するのに辛いよ・・・。

 

 かけて時間、想い、お金。報われないまま他界するんだからそりゃ辛いわ。

 売れることがもう一番のオタクへの恩返しなのでは?

 名わき役でも、舞台に立って最高の芝居を見せてくれるのもいい恩返し。

 バラエティ向きならユーチューバーやるのも恩返し。(昔の推しがやってる)

 結局は事務所の管理能力とタレント育成が大事!さよなら!!