「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

よるドラ『古見さんは、コミュ症です。』わかる、と共感して泣きながら見ました。

 こんばんは。

 9/6スタートNHKのよるドラ、「古見さん~」を見ました。

 明日第二話の放送があるのでそれまでに布教の記事を書きたい!と思って、ブログを開きました。

 

 私は、吉川愛ちゃんが好きでこのドラマを見ることにしたのですが、愛ちゃん以外のキャストさんもとてもよかったのです!!

 ヤマンバギャルの役に挑戦する愛ちゃんも心意気がかっこいいです。

 (ハニーレモンソーダでのJKもかわいすぎた。TGCも3ステージともオンライン視聴しましたが素敵すぎて。特にアナスイのコーデが私は好きでした!)

 かっこいい女性も可愛い女子高生も等身大のOLも変幻自在な女優さんですごいなぁ。

 

 まず主演のNEWSのまっすーと池田エライザさん。

 1話はこの二人がメインでストーリーが進む感じでした。

 池田エライザ様、美しすぎる・・・!眼福です。

 彼女にもクールなイメージを勝手に持ってたので、薄メイクで心細そうな表情を浮かべる古見さんを演じる池田さんはめっちゃ儚くて綺麗だった。

 そして、黒板に書く字がめっちゃうまい!!(ご本人が書いてるんですよね?)

 文字オーディションがあったのかと思うほどうまかった!

 黒板にチョークで書くのって角度とか筆圧で結構難しいじゃないですか。

 

 そして、まっすーは高校生全然違和感なかった。

 まっすー演じる只野くんは黒板に書く文字が、いかにも男の子って感じでそのギャップがいい。

 うまく人と話せないコンプレックスのある古見さんと話す手段として、黒板が使われますが文字のギャップもいい味出してますね。

 ジャニーズの方ってほんと人柄がにじみ出る方が、グループに一人はいるよなぁって思っているのですが・・・まっすーは本当にそのタイプだなと改めて感じました。

 人選を間違うとただの偽善者みたいになってしまうであろう只野くんの行動や言動も彼が演じることで微塵も嫌味がないのです。

 これもひとつの役者としての才能だなぁと思いました。

 

 お目当ての愛ちゃん演じる万場木ちゃんは、自己紹介ですがすがしいギャル感を出し、すべっちゃった人の一人。(只野くんもすべってた)

 私の世代だとヤマンバギャルって実在したんですけど、今の時代はなかなか希少な存在になってしまいましたね。(マツコ会議で見るくらい)

 今の時代の高校生って右にならえが昔より強くて、自分の好きなファッションやなりたいキャラを貫くのには勇気がすごくいるだろうなと彼女を見て感じました。

 なぜ彼女がヤマンバギャルを今の時代に一人でやるのか、その理由も描かれることに期待です。

 

 インスタで愛ちゃん自らデコったと投稿されてた上履きもめっちゃ可愛い。

 

 私は万場木ちゃんみたく個性を表に出せる子が昔から好きです。

 高校のとき、ギャルの子もリスペクトしてたし。私自身、大学にはなかなか派手な服装で通って浮いてましたww

 

 1話の後半で古見さんが心情を黒板に綴るシーンで、便所メシをしてる万場木ちゃんがシンクロするシーンがあるのですが・・・泣きました。

 なんてもどかしいんだろう。

 独りでお弁当を食べたくなんてないのに、話しかけて断られるのがすごく怖い。

 それはすごく当たり前な気持ちだなぁって。

 自分だってそうだったなと思い出しました。

 思春期の子の「断られる」って自分への「存在否定」みたいだもんな。

 それは怖くて当たり前だと思う。

 

 そんな繊細な思春期の心を、現代の問題として描写したストーリーやセリフがとても素敵な脚本でした。2話以降も期待。

 

 1話でちらっと出てくる溝端くん演じる片居くんも不器用な子の予感。

 只野くんに想いが通じますように。

 また、ゆうたろうくん演じる長名くんも癖の強いキャラと聞いて、楽しみです。

 

 主題歌がaikoさんなのも、自分の世代の学園ドラマでよくaikoさんの曲を聴いてたのでエモいです。センスあるな~さすがよるドラ枠!

 

 役者も若手のいろんな界隈から素敵な才能を集めてきた感じのキャスティングで、NHKらしい硬派さを感じて好きです。

 

 アニメも並行するくらいの時期で放送されるそうですね。

 私はドラマのほうがとっつきやすいのでドラマでいいかなって感じですが。

 原作のコミックスも話題になっていたので、タイトルだけは聞いたことありました。

 メディアミックスを多彩にすることによって、売上だけじゃなく、いろんな人に作品の伝えたいメッセージが届くのは良いことだと感じます。

 (最近では東リベなんかも同時期展開でした。あれはメッセージ性とか個人的には感じないですけどw)

 素敵な作品、若者や苦しんでる学生さんに届く作品はあの手この手で知れ渡ってほしいですね。

 放送開始が夏休み明けなのはそういう意図もあるんですかね??

 素直に受け取れない状態の子もいると思うけど(ドラマだからうまくいくんだって)少し背中を押してほしいって人にはちょうどいい作品なのかな?と思いました。

 

 私は学生の頃、進んで仲良くなりたいような「面白い人間」は同級生にいないと思い込んでました。あまり自分から話しかけもしないし、話しかけられても愛想なくあしらったりしてました。

 だから私は古見さんの「友達100人作りたいです」が胸に刺さってしまいました。

 あの頃の私はそんなこと思いもしなかっただろうなって。

 コミュニケーション取るのが苦手なのに、克服したい、友達になりたいという純粋でまっすぐな気持ちがあること。

 その点で私は古見さんに1話から射抜かれてしまったし、古見さんを尊敬するとすら思いました。

 

 学生から大人まで、人間関係の悩みは尽きないので、いろんな方の背中を押せるドラマだと感じました。

 全8回と短めですが、たくさんの方の目にとまってほしい素敵な作品の予感です。

 どうしてもシェアしたく長文を綴りました。ぜひご覧ください!

www.nhk.jp

 見逃し配信もあるようです。(有料かもしれないですが)