「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト アニメ版を見た感想。

 この作品は以前から気になっていました。

 劇場版の公開に合わせてGyaOで無料配信していたことから2日で12話頑張って見ました!w

 自分の覚え書き程度に感想を残しておきます。

 映画観に行く時間できるかなぁ?

 

 気になってた要素が「歌劇」と「歌」でした。

 私は「演劇」「2・5次元」は見るけど「歌劇」はまた違うなぁというのがこのアニメを見て気づいたこと。

 歌劇と名乗って上演しているのは宝塚さんくらいなのでしょうね。

 明言されていないけど宝塚好きな人はより楽しめそう。

 ミュージカルともまた違うのかな?

 歌のほうはバンドリの声優さん数名と三森さんが出ていたので、間違いなく上手だろうと思っていたのですが、サブスクのランダムで流れてきたこのアニメの楽曲がかっこよかったので興味を持ちました。

 

 以下の感想にはアニメ全12話のネタバレを含みます。

 

 はっきり言って好みが分かれる作品でした。

 私は弟に全力でおすすめされたんですが、いや、あのテンションで万人に勧めたらいかんよww

 見始めて最初の変身バンクで「ああ、幾原監督?」と思うほど幾原節炸裂。

 まずここが人を選びますね!

 私はピンドラもユリ熊も好きでウテナも全話視聴したくらい好きなので好みでした。

 ただ、幾原監督の作品ではなく弟子の古川知宏監督の作品です。

 

 これである程度察しがつくと思いますが、この作品はただの歌劇に打ち込む少女たちの青春群像劇ではまったくありません。

 女性向けでミュージカル題材の「スタミュ」が前者だとしたら、こちらは男性向け歌劇作品の皮を被ったバトロワアニメでしょうか。

 女性向けで男性キャラでこれやったらどんな感じになるのか少し興味・・・。

 

 ただ脚本も音楽も衣装も凝ってます。女性の方でも見やすい印象。

 軽い百合描写があるので大丈夫であればおすすめです。(安易にお勧めしないんじゃなかったか)

 

 構成はメイン二人にとっても99期性にとっても大事な作品「スタァライト」を題材に本編も話が進んでいくのが丁寧なつくりでよかったです。

 悲劇を題材にハッピーエンドを切り開いていく12話は見ごたえがありました!

 

 衣装はウテナ感強いですね。個人的には軍モノの衣装好みなのでとっても好きです!

 ボタンをはじきとばしたら勝ちってのも戦法がいろいろありで面白い。

 学園の制服が上着がショート丈なのでプリキュアの制服みあった。

 髪型も一部プリキュアみ感じたの私だけ??w

 宝塚音楽学校さんの制服もグレーでショート丈のジャケットだから、意識しとるな。

 

 音楽は視聴前からいいなと思っていたのですが、プチミレディの大ファンだった私にとっては、作詞を中村彼方さんがなんと全曲!手掛けられており、とっても好みでした。

 改めて歌詞も読んでみたくなりました!

 プチミレ以外にもけいおんのキャラソンなども担当されていますね。

 最近だとウマ娘とかもやっておられるようです。

 物語性のある歌詞を書かれる方なので題材にもピッタリですね。

 

 あと2・5次元オタク的にもブシロードさんと「ネルケプランニング」さんのスポンサーもなるほど熱い。

 この作品は舞台が原作で2・5ではない立ち位置とのことですが、まぁなんにせよメディアミックスでネルケがついてるのは強いっす。

 

 ストーリーは大枠は特に大きな矛盾は感じず見れました。

 細かく考察すると説明がつかないとこはありそう。

 考察記事とかも読み漁りたい。ああ、時間が足りない。

 設定の雰囲気が22/7に少し似てたかな。

 指令やルールによって意思があろうとなかろうと動かされるところが。

 でもアイドルと舞台少女、具体的な方法は違うのでほんとさらっと似てる程度。

 

 キャラクターはすごい好き!ってコには出会えなかったのですが、しいていうなら

 クロちゃんかな。

 コンビでは王道だけど香子さんと双葉さんかなぁ。喧嘩っぷる好きなので。

 香子さんのCV彩沙さんでよかった!(バンドリではありさちゃんとあやちゃん推し)

 そういえば大場なな(ばななちゃん)の名前の並びが私の推しドルグループのメンバー(宝塚オタク)とめっちゃ似てるので読み方「おおば」だと思ってたんだけど「だいば」なのな。

 「台場」じゃダメだったんかな漢字。

 ばななちゃんは怖かった。

 でもばななちゃんが勝ち続けて99期公演ループ入るの面白かったな。コワイけど。

 

 ひかりちゃんは自己犠牲ヒロインだった。

 まどマギのほむらちゃんタイプ。

 中の人がみもりんなのでラブライブの海未ちゃんみも感じた。

 かれんちゃんがまどかポジション。

 最後概念にならないかハラハラしたわ。

 ラストの「新章」のところも、古典を再解釈した演劇作品というのは実在するので展開として面白かった。(実際はあんなに変えちゃったら「大胆な解釈で」リメイクみたいに書かれちゃうだろうけど)

 初演と再演の意味、がばななちゃんのエピソードで問われてたから余計に際立った。

 初演と再演で演出をシリアス一辺倒からコメディを入れてめりはりをつけたりした舞台演出の見直しも実際見たことあったし。だから舞台は面白い。

 初演と再演でキャストが変更になることも現実ではかなりあるし。

 

 ばななちゃんとひかりちゃんに触れたので「武器」についても触れておく。

 いや、二刀流はずるいて!

 あれに短刀1本で勝てるはずないて!!

 純那ちゃんの弓が個人的にはかっこよかった。

 レビュー的にはまひるちゃんのが圧倒的に怖かった。ダンガンロンパのおしおき的なポップな怖さだった。野球・・・(トラウマ)

 武器といえば、闘い方って演技(芸術点)じゃなくて決闘スタイルなのも意外でちょっと最初ツッコミ入れてしまった。

 殺陣は映えるから結果論としてはよかったんだけどw

 

 作品の大きな謎だった津田さん演じるキリン・・・最終回で観客も同罪って煽ってくるのやめいww

 最終回のひかりちゃんの運命のレビューが短編アニメみたいでとても美しくて残酷だった。

 

 個人やペア回もありながら、タイムリープまでして12話に纏めたのはうまかった!

 もう少しクロちゃんと真矢さんのエピソード欲しかったけど。

 

 続けて観るのに向いてる作品だったので一気見できてよかったし、視聴後もモヤモヤすることもなく、全体的な満足度は高かったかな。

 気になってたので見れてよかった!(ニコニコは一挙だったので諦めた)

 でも1クールあの世界観にハマりながら見るのも贅沢でよきだよなぁと羨ましいw

 しばらくは楽曲聴いたりこの世界観にハマってたいなー。

 しかし他のオタ活もやりたいことは山ほどある。時間・・・!