「世界には推ししかいないんだ。」

2・5次元の感想や俳優の茶の間ライフ中心にアイドルや声優についても書いてるブログ。

推しの年齢が一回りも下になって考えたこと。

 こんばんは。

 推しの紹介記事でも書いて明るい気分になろうかなとも思ったのですが・・・

 私は今の推しを堂々と「好きです」と周りに言えないことに気づいてしまった。

 これは推しを恥ずかしいと思っているのでは断じてないのです。

 素晴らしい人です!

 ただ推しの年齢は、私より8個も下だった・・・。

 きっと30過ぎたオタクなら通ってしまう人の多い道だと思います。

 30歳を迎えたときの心境ブログも結構アクセスがあるので、ここはいっちょ前向きにオタクできるように視点を前向きに持つ努力をしてみようと思います。

 

 小中学生の頃は好きだったアイドルも年上だった。もしくは同年代。

 大学生の頃好きだったアイドルは思えば年下だった。絡みがあったブログ仲間も思いっきり子供だった。

 女性アイドルも数年に1グループくらいは推しているので、メンバーは高校生とかいうこともざらだった。

 では、なぜ今回こんなにも気にして引け目を感じてしまうのか。

 

 まず第一に、「いい年齢した女が年下の異性のアイドル(芸能人)に好きとか言うのが気持ち悪い」こんな風潮があるからではないか?

 この思想の根底には、30過ぎたら結婚して家庭を持つべき、結婚しなくても現実に存在する異性とお付き合いするべきという昭和的な恋愛・結婚感があるといえる。

 でも、ここで意義を唱えたい。

 男の人は「若い女」が好き。若い女とキャバクラで遊ぶとか不倫するとか、そういう考えは昔から当然のようにある。

 これは、女性には恋する相手(推す相手)の年齢層の幅すら選択する権限がないという男女差別なのでは??

 

 アイドル現場には高校生や中学生のメンバーを応援する、もはや父のような男性オタク(40代~)がいるが・・・世間から痛いと思われていようが、私はドルオタとしてこういう人たちのいる現場は安心できる。

 若いコたちだけの無法地帯になりづらいように思うし、いろんなアイドルを見てきて目の肥えてるお客さんも応援したくなるような輝きのあるアイドルなんだなと思うからだ。

 

 一方で、「国民的アイドルグループ」と言われる「男性アイドルグループ」はファン層の広さが必須のように感じる。ジャニーズに顕著にあるように思うが、SMAPも嵐もファンや認知している国民の年齢層の幅が非常に広かったと言えよう。

 

 では、なぜ今の私の推し男性アイドルグループには若い女の子のファンが目立つか。

 SNSでの推しとオタクの関係を大事にしているからだと思う。

 前回書いた手紙の話からもおわかり頂けよう。

 

 

otomegokoro-teatime.hatenablog.com

 

 推しと交流するツールが、物心ついた頃からある世代(スマホ・LINEなど)はおそらく今の20代が一番上になるだろうか。

 私は社会人になるまで、スマホもLINEもなかった。

 ゲーム実況とかyoutubeというコンテンツがメインになってくるのもおそらく20代以下。TikTokとかになるともう今の10代の文化だ。

 

 このことから、推しグループのファン層として「目立つ」層は小学生~大学生(20代前半まで)となりがちである。エゴサをしていたら、20代前半~25歳くらいでも、少し肩身が狭そうだった。

 youtuberでも美容系など私が他に見るジャンルは、大学生~40代などのインフルエンサーもいるので応援して見ている層も同じくらいと考えると幅が広い。

 さらには、宅トレ動画などになってくると性別も年齢も関係ないだろう。

 youtubeでも彼らの動画を見つける層は非常に若いと推測される。

 

 しかしアニメイトでの大々的なキャンペーンを行っていた時期があったり、長時間の配信や話題になることを活動として取り入れているので二次オタならアラサーでも、彼らの名前を聞いたことがあるのではないだろうか。

 たぶんそのほとんどの人が「何をしているかわからないグループ」程度の印象で終わるのだろうが。

 

 ただ、私のように「若いコ」の「価値観」にも抵抗なく、入っていこうという考えのオタクは少なからずいると思う。

 (余談だが塾講師をやっていた友人は、生徒の話題に合わせるのにアニメやゲームに詳しくなったと言っていた。)

 そういう年齢層上めのファンの肩身が狭い、という環境があるのが現在の状況だ。

 

 少し界隈を置き換えて考えてみても、キンプリやセクゾが大好きな30代がいたとする。(いや、あんなにかっこいいしキラキラしてるし、普通にいるだろ)

 ジャニーズの場合は全国でのコンサートや、ファンレターの宛先があり、雑誌も頻繁に発売する。なので、事務所からの自担の供給はたぶん十分にあるだろう。

 しかしコンサートにいざ行くとなったら、抵抗のあるファンはいるのではないだろうか。(知り合いにいないのでわからんけど)

 やはり「若さ」には勝てない。自担は自分のようなおばさんに応援されたら嫌かもしれない。そんな気持ちになるのではないだろうか?

 私はなります!!!!

 でも反面で「おばさん」な30代にならなければよいとも思う。

 スタイル維持もメイクも頑張れば綺麗なお姉さんに化けることも可能だ。

 実際一般人の30代でも普通に綺麗な方はたくさんいる。

 年の功、10代でメイクもしない、眉もボサボサというコよりは自信持っていいのでは。

 推しが若いと、自分も若くいられる努力をすると私は思うのだ。

 (若作りになってはいけない)

 

 以上、男女での差別、容姿が老けることやSNS世代という点から考えてみた。

 容姿は努力とメンタルを強く持つことでなんとかなると思う。

 (私の場合肝心のメンタルが弱い)

 男女差別はどんどん薄くなっていくと思うので気にしなくていい。堂々としてればいい、あなたがこの人のファンでいると決めたなら。

 

 しかし、ファン層の拡大に乗り出さない推しグループはなんだか損しているように感じるのだ。

 そうは言っても、ネット界隈で活動するアイドルの中では年齢層が幅拾いほうだとは思う。

 それは、小中学生がお母さんと一緒に応援しているから。

 確かに私もジャニオタだった学生時代、母親と一緒にドラマを見てきゃーきゃー騒いでいたことがあった。母娘にとって共通の推し(メンバーは違っても)は、ファッションやコスメの話をするような共通言語なのだ。

 彼女らの母親はもしかしたら、私と同年代かもしれない。

 あとは30代、40代~の独身女性やまだ声を出しにくい人数の男性ファンを掴めば、それこそ国民的アイドルである。

 

 これに関しては、これからずっと活動を続けていくのなら、メンバーの年齢が上がるにつれ必要となってくることだとも思う。

 ファンは常に若者に入れ替わっていくわけでもないので、ファンも共に年齢を重ねていく。

 私は実力のある子たちなので、なんとかこれからも頑張ってほしいし応援していきたいとは思っている。

 コロナ禍でyoutubeを普段見ない世代を取り込めること、ゲームを普段やらない人もゲームを手にすること、これは間違いなく大きなチャンスだ。

 あとは興味を持ってくれた人への受け皿だけだ。

 

 おっと年齢の話から脱線して、推しグループの今後の成長の話をしてしまった・・・!

 

 話を戻すと、恥ずかしがることは何もない、自分に自信を持って!!ということでした。推しが年下だと自分の若さ保つモチベにもなるので!

 あとは推しが「幅広い年齢の人に愛されるグループに」とか「年上のファン?大歓迎だよ」なんてリップサービスかましてくれれば大丈夫なんですけどねぇ。頼む。

 

 だってきっと小中学生の頃に、推しに出会っていたら好きになってなかったと思う。

 今、この年齢で出会えたから推したいと思った。

 同じ時代に生きていられるだけでも幸せだ。

 同級生になりたかったなんて思わない。

 推しは20歳超えてるけど制服の衣装着るし、私も20歳超えてレイヤーしてた頃制服の衣装着てたもん。(なんか次元が違う気もするが)

 

 推しが年齢の割に、すごく深く物事を考えているところ、自分がしっかりとブレないところ、親に感謝できるところ、傷つきながらも自分のやりたい道で活動していること。どれもとっても尊いです。

 年齢は人の年輪を表さないんだなと思わせてくれる人です。

 年齢以上に深みがあって、多様性に理解があって、人の痛みを考えられる人です。

 出会ってくれて、見つけさせてくれてありがとう。

 胸を張ってあなたのファンですと言えるような、素敵なアラサーになるよう日々努力していきます!!

 (いくつになっても制服の似合う男の子でいてくれていいよ・・・)

 

 結局、20代から30代になっていく男性ってのは魅力的なのよ・・・!

 

 そういえば最近2・5次元の現場に当たり前に女子高生がいるんだけど、年下なぶんにはなぜ白い目で見られないのだろう?

 舞台なんてお金もかかるし、私がJKの頃はバンドとかジャニの応援していたよ(チケット代も舞台の半分くらいだった)

 そして私は2・5沼に落ちるときはリアル恋愛諦める覚悟したな・・・

 25歳くらいだったかしらww

 え、だってリアル恋愛になんて戻れなくなる沼だと思ってたからww